8月
8月1日,土曜日
世界の始めから今まで起きたことが……ないような大患難がある。(マタ 24:21)
私たちは,できるだけ多くの人が警告に従い,エホバの崇拝に加わることを願っています。では,今警告を聞こうとしない人たちはどうなるのでしょうか。エホバは,大いなるバビロンが滅びる様子を見てエホバに信仰を持つようになる人たちを救うかもしれません。そうであれば,もうすぐ起きることについて人々に警告し続けることはますます重要になるといえます。私たちが今伝えていることを将来人々が思い出すかもしれないからです。(エゼキエル 33:33と比較。)警告の内容を思い出し,手遅れになる前に私たちと一緒にエホバに仕えたいと思うようになるかもしれません。フィリピの牢番は,「大きな地震が起き」た後,信仰を持つようになりました。同じように,今は反応がない人であっても,大いなるバビロンの滅びという世界を揺るがす出来事を見て,信仰を持つようになるかもしれません。(使徒 16:25-34)塔研24.05 16-17ページ9-10節
8月2日,日曜日
キリストは律法の終着点で[す]。(ロマ 10:4)
パウロがヘブライ人のクリスチャンに宛てて書いた手紙から大切なことを学べます。一部の兄弟姉妹はクリスチャンとして成長するどころか,「固い食物ではなく,乳を必要とする状態に逆戻りして」いました。(ヘブ 5:12)会衆を通して徐々に明らかにされていた真理を受け入れることができていませんでした。(格 4:18)例えば,クリスチャンになったユダヤ人の多くは,キリストの犠牲によってモーセの律法が無効になってから30年ほどたった後も,律法に従う必要があると主張していました。(テト 1:10)パウロは,ヘブライ人のクリスチャンがさらに成長することを願っていました。それで,聖書の深い真理を理解できるように助けるために手紙を書きました。それは,エホバを崇拝するための新たな方法がどれほど優れているかを理解し,勇気を持って伝道を続ける助けになったことでしょう。(ヘブ 10:19-23)塔研24.04 6ページ15節
8月3日,月曜日
神が正しい人も正しくない人も復活させてくださる。(使徒 24:15)
アダムとエバがサタンの側に付いてエホバ神に反逆してから,数え切れないほど多くの人が死にました。これまで亡くなった人たちはどうなるのでしょうか。キリストに忠実に従ってきた14万4000人は天に復活し,不滅の命を与えられます。(啓 14:1)さらに,エホバを愛して忠実に仕えた大勢の人たちは,エホバが「正しい人[を]復活させてくださる」時に生き返ります。そして,キリストの千年統治とそれに続く最後の試練の間も正しい人であり続けるなら,地球でいつまでも生きることができます。(ダニ 12:13。ヘブ 12:1)これまでエホバに仕えてこなかった人や「悪いことを行った人」を含む「正しくない人」も復活してきます。そうした人たちは,千年統治の間に生き方を変えてエホバに仕えるチャンスを与えられます。(ヨハ 5:29。ルカ 23:42,43)とはいえ,本当に悪い人たちについては,エホバは復活させないと決めています。(ルカ 12:4,5)塔研24.05 2ページ3節,6ページ15,17節
8月4日,火曜日
この民は……,唇で私を敬うが,心は私から遠く離れている。(イザ 29:13)
エホバに認められたいなら,「心に真実を語る人」でなければなりません。(詩 15:2)うそをつかないというだけでは不十分です。エホバは,私たちが話すことやすることなど全ての点で正直であることを願っています。(ヘブ 13:18)このことは大切です。「エホバは,欺く人をひどく嫌い,正直な人たちを親しい友とするから」です。(格 3:32)「心に真実を語る人」は,みんなの前ではエホバに従いながら,隠れてエホバのおきてを破るようなことをしません。人を欺くような行動を避けます。心が不正直な人は,エホバのおきてや知恵が本当に良いものかどうか疑うようになるかもしれません。(ヤコ 1:5-8)そして,自分にとってあまり重要に思えないことについては,エホバに従わなくなるかもしれません。そうしたことをしても何も悪いことが起きないように思えると,その人は平気でエホバのおきてを破るようになっていくでしょう。そうした見せ掛けの崇拝はエホバに受け入れられません。(伝 8:11)それで,私たちは全ての点で正直でいたいと思います。塔研24.06 10ページ7-8節
8月5日,水曜日
しっかり立つため,真理のベルトを腰に巻[く]。(エフェ 6:14)
エホバに仕える人たちは,聖書の真理を愛しています。私たちはその真理に基づいて信仰を持つようになりました。(ロマ 10:17)そして,エホバが「真理の柱また支え」としてクリスチャン会衆を設立したことを信じるようになりました。(テモ一 3:15)サタンは何よりも,神の組織の指示や聖書に対する信頼を失わせようとしています。(エフェ 4:14)間もなく,悪魔サタンは全世界で間違った情報を大々的に広め,人々がエホバに逆らうように仕向けます。(啓 16:13,14)私たちは,サタンがますます必死になって私たちを惑わし,エホバから引き離そうとすることも予期しています。(啓 12:9)ですから,真理と間違った情報を見分けて,真理にしっかり従えるように自分を訓練することが大切です。(ロマ 6:17。ペテ一 1:22)大患難を生き残れるかどうかはそのことに懸かっているからです! 塔研24.07 8ページ1-3節
8月6日,木曜日
私が今日命じるこのおきては,あなたにとって難し過ぎるものでも,遠くにあるものでもありません。(申 30:11)
エホバはイスラエル人を1つの国民として組織した時,契約を結びました。イスラエル人は律法に従う限り,繁栄し,エホバに守ってもらうことができました。もしイスラエル人がほかの神々を崇拝したりしてエホバに反逆するなら,エホバに守ってもらうことはできず,苦しむことになりました。でも,たとえそうなったとしても,エホバの好意を再び得ることは可能でした。自分たちの「神エホバのもとに帰り,……神の言うことを聞く」ことができたのです。(申 30:1-3,17-20)つまり,悔い改めるチャンスがありました。悔い改めるなら,もう一度エホバとの絆を強め,守ってもらうことができました。エホバに選ばれたイスラエル国民は何度もエホバに反逆し,結果としてつらい経験をしました。でも,エホバは不従順なご自分の民を見捨てませんでした。何度も預言者を遣わし,悔い改めてご自分のもとに戻ってくるよう勧めました。(王二 17:13,14)塔研24.08 9ページ4-5節
8月7日,金曜日
エルサレムの会衆に対して激しい迫害が始まった。(使徒 8:1)
イエスが亡くなった後,エルサレムとユダヤに住んでいたヘブライ人のクリスチャンたちはいろいろと大変な経験をしました。クリスチャン会衆が設立された後すぐに激しい迫害が始まりました。さらに,約20年後には経済的に厳しい状況が生じました。恐らく,それまでに起きていた飢饉が原因だったと思われます。(使徒 11:27-30)でも西暦61年ごろからしばらくの間,比較的平和な時期が続きます。当時のクリスチャンはこの時期に,パウロから手紙を受け取りました。聖なる力に導かれて書かれたその手紙はとてもタイムリーなものでした。当時のクリスチャンが経験していた平和な時期はずっと続くわけではありませんでした。それで,「ヘブライ人のクリスチャンへの手紙」はちょうど良い時に書かれたといえます。パウロが与えたアドバイスは,間もなく経験することになっていた患難を忍耐する上で役立つものでした。塔研24.09 8ページ1-2節
8月8日,土曜日
この人たち[は]私をとても慰めてくれています。(コロ 4:11)
つらい経験をする時,兄弟姉妹を通してエホバの愛を感じることができます。例えば,親身になって話を聞いてくれたり,そばにいてくれたりするだけでもほっとします。力になる聖句を教えてくれたり,祈ってくれたりすることもあるでしょう。(ロマ 15:4)エホバの考え方を思い起こしてバランスの取れた見方ができるように助けてくれることもあるかもしれません。ほかにも,食事を作ってくれたりして,力が出ない時にサポートしてくれることもあります。仲間に支えてもらうためには,自分の方から助けを求める必要があるかもしれません。(格 17:17)兄弟姉妹は,私たちがどんな気持ちでいるか,どんな助けを必要としているかを知らないかもしれません。(格 14:10)それで,信頼できる友達に気持ちを話してください。どんなサポートを必要としているかを伝えましょう。自分にとって話しやすい1人か2人の長老に話すこともできます。姉妹たちの中には,クリスチャンとして安定した別の姉妹に話すと安心する人もいるかもしれません。塔研24.10 10ページ15-16節
8月9日,日曜日
子を認めて信仰を抱く人が皆,永遠の命を受ける。(ヨハ 6:40)
多くの人は少しでも健康に長生きしたいと思って,食事に気を使ったり定期的に運動したりしています。でも,永遠に生きられるとは思っていません。永遠に生きるなんて現実離れしている,年を取って苦しい思いをしてまで生きていたくない,と考えるのです。でも,ヨハネ 3章16節や5章24節によると,イエスは「永遠の命」を得ることができると言っています。ある時,イエスは奇跡によってパンと魚を増やし,大勢の人のために食事を用意しました。びっくりするような奇跡でしたが,次の日にイエスはもっと驚くようなことを言います。ガリラヤ湖沿岸のカペルナウムまで付いてきた群衆に対し,人々が復活し永遠に生きられるようになると話したのです。(ヨハ 6:39,40)亡くなったあなたの友達や家族を含む大勢の人が復活してきて,みんなで永遠に生きられるということです。塔研24.12 8ページ1-2節
8月10日,月曜日
夫の皆さん,……女性はより繊細な器ですから,妻を大切にしましょう。(ペテ一 3:7)
世界保健機関の最近の報告によると,暴力を振るったり,きついことを言ったり,感情を傷つけたりして妻を虐待している夫がたくさんいます。人前では妻を大事にしているように見せ掛けながら,家の中では妻にひどいことをしている夫もいるでしょう。どうして妻に対してこのようなひどいことをするのでしょうか。父親が暴力的な人だったために,そうしたひどい行いが普通のことだと考えているのかもしれません。周りの環境に影響されて,“男”なら自分が上であることを力で妻に分からせるものだと考えている人もいるでしょう。怒りなどの感情を抑えるように教わってこなかった人や,いつもポルノを見ているために女性や性に対する見方がゆがんでいる人もいます。それに加えて,新型コロナウイルスのパンデミックによってこうした問題が増えたという報告もあります。とはいえ,どれを取っても夫が妻をひどく扱ってよい理由にはなりません。塔研25.01 8ページ2-3節
8月11日,火曜日
キリストは人間として苦しんだのですから,皆さんもキリストと同じ精神を身に着けてください。(ペテ一 4:1)
「あなたは,心を尽くし,力を尽くし,知力を尽くし,自分の全てを尽くして,あなたの神エホバを愛さなければならない」。(ルカ 10:27)イエスはこれがモーセの律法の中で一番大切なおきてだと分かっていました。私たちは心を尽くしてエホバを愛します。それには私たちの感情,願い,気持ちが関わっています。また,自分の持つエネルギーを使い,力を尽くしてエホバを愛します。さらに,知力を尽くしてエホバを愛します。そのためにはどんな考え方をするかが大切です。エホバを愛している人はエホバに倣った考え方をしたいと思っています。もちろん,私たちはエホバの考えを完全につかむことはできません。でも「キリストの考え」を学ぶなら,理解を深めていくことはできます。イエスはいつもお父さんエホバと同じ考え方をしていたからです。(コリ一 2:16)塔研25.03 8ページ1節
8月12日,水曜日
その豊かな惜しみない親切のおかげで,私たちはキリストの血によって贖われ,解放されています。過ちを許されているのです。(エフェ 1:7)
完全な人としてのイエスの命と,罪を犯す前の最初の人間アダムの命には,同じ価値がありました。(コリ一 15:45)それで,イエスは自分の命を犠牲にすることによってアダムの罪を贖い,アダムが失ったものを取り戻すことができました。(ロマ 5:19)このようにして,イエスは「最後のアダム」になりました。別の完全な人が,アダムが失ったもののためにさらに代価を支払う必要はありません。イエスは死ぬことによって,「一度で永遠に有効な犠牲を捧げた」のです。(ヘブ 7:27; 10:12)贖罪と贖いはどう違うのでしょうか。贖罪とは,人類が神と再び良い関係になれるようにするために,神が取った方法です。贖いは,罪深い人類の贖罪を可能にするために支払われる代価のことです。この代価は,イエスが私たちのために注ぎ出した貴重な血によって支払われました。(ヘブ 9:14)塔研25.02 5ページ12-13節
8月13日,木曜日
神は信頼できる方で,皆さんが耐えられないほど誘惑を受けるままにはしません。出口を設けて,誘惑に耐え切れるようにしてくださいます。(コリ一 10:13)
エホバを生きている現実の存在と見ることは,試練に対する正しい見方を持つ上で助けになります。自分が経験している問題を,エホバと悪魔サタンが関わる大きな問題の一部と見ることができます。サタンは私たちについて,つらい経験をするとエホバから離れるだろうと主張しています。(ヨブ 1:10,11。格 27:11)私たちが試練に遭ってもエホバから離れないなら,エホバを愛していることを証明し,サタンがうそつきであることを明らかにできます。今,政府からの反対を受けたり,経済的な問題を抱えたりしていますか。伝道してもあまりいい反応がなかったりするでしょうか。そういう難しい状況も,エホバに喜んでもらえるチャンスになるということを忘れないでください。エホバは私たちが耐えられないほどの試練を受けるままには決してされません。私たちが忍耐できるように力を与えてくださいます。塔研24.06 22ページ9節
8月14日,金曜日
人はそれぞれ,自分の欲望に引かれて惑わされることにより,試されるのです。(ヤコ 1:14)
あなたはどんなことが自分にとって一番誘惑となるかを知っていますか。自分の弱さを認めようとしなかったり,自分が悪いことをするはずはないと考えたりするのは危険です。それは自分を欺いていることになります。(ヨハ一 1:8)パウロは,「クリスチャンとして十分に資格がある」人でも用心していないなら誘惑に負けてしまうことがあると言いました。(ガラ 6:1)私たちは自分を正直に見つめて弱い分野を認める必要があります。(コリ二 13:5)自分にとって一番誘惑になりやすい分野を見分けることができたら,どうしますか。守りを固めましょう。聖書時代,都市の城壁の中で最も弱い所は門でした。それで,門はほかのどこよりも防備がしっかりと固められていました。同じように,自分の特に弱いと思える分野については,いっそう注意を払う必要があります。(コリ一 9:27)塔研24.07 15ページ5-7節
8月15日,土曜日
あらゆる善いことを行って実を結び,神についての正確な知識をますます得[る]。(コロ 1:10)
今日の聖句が述べている「善いこと」には良い知らせを伝えることも含まれます。神の言葉を読んでじっくり考えるなら,エホバへの信仰は強くなり,王国のメッセージを伝えることがどうして大切なのかがはっきり分かるようになります。聖書から力をもらうためには,読んだり学んだり考えたりする時にじっくり時間をかけることが大切です。聖書を読んでいて分かりにくい部分があったなら,そのまま先に進むのではなく,「ものみの塔出版物索引」や「エホバの証人のためのリサーチガイド」を使って調査しましょう。時間をかけて学ぶなら,聖書に書かれていることが正確であるという確信を強めることができます。(テサ一 5:21)この確信が強くなればなるほど,学んだことを伝えたいという気持ちは強くなるでしょう。塔研24.04 15ページ4-5節
8月16日,日曜日
私が手紙を書いたのは,皆さんが全てのことについて従順かどうかを確かめるためで[す]。(コリ二 2:9)
ダビデは「あなたは善い方で,快く許してくださいます」と言っています。(詩 86:5)ミカはこう言いました。「あなたのような神がいるでしょうか。……過ちを許し,違反を見過ごす方」。(ミカ 7:18)イザヤはこう言っています。「悪い行いをやめ,有害な考えを捨てよ。憐れんでくださるエホバのもとに帰れ。私たちの神のもとに帰れ。神は寛大に許してくださる」。(イザ 55:7)コリントの会衆の人たちはエホバに倣って,悔い改めた人を温かく迎え,愛していることを本人に伝えるように教えられました。会衆はパウロの指示に従い,「全てのことについて従順」であることを示しました。罪を犯した人は会衆から除かれて数カ月しかたっていませんでしたが,矯正によって悔い改めることができていました。それで,その人の会衆への復帰を遅らせる理由は何もありませんでした。塔研24.08 17-18ページ12-13節
8月17日,月曜日
一方は連れていかれ,他方は捨てられます。(マタ 24:40)
私たちはとても重要な時代に生きています。間もなくイエスは地球にいる一人一人を裁きます。イエスは自分の臨在と「体制の終結のしるし」について預言し,裁きが近づく時期にどんなことが起きるかを教えました。(マタ 24:3)この預言は,マタイ 24章と25章,そしてその並行記述であるマルコ 13章とルカ 21章に書かれています。イエスは警告を与えるため,3つの例え話をしました。羊とヤギ,思慮深い乙女と愚かな乙女,タラントの例え話です。こうした例え話を調べていくと,イエスが一人一人の行いに基づいて裁きを行うことが分かります。塔研24.09 20ページ1-2節
8月18日,火曜日
何をするにも,愛を抱いて行ってください。(コリ一 16:14)
私たちにとって一番の手本であるイエス・キリストは,どんな時もお父さんエホバや人々への愛の気持ちから行動していました。だからこそ,一生懸命に働き,立場の低い人がするような仕事も進んで行いました。(マタ 20:28。ヨハ 13:5,14,15)兄弟たち,エホバはあなたが愛の気持ちから行動するなら喜んでくれます。そして,援助奉仕者になるといったクリスチャンとしての目標を達成できるように助けてくれます。(ペテ一 5:5)世の中では,自分を売り込む人が評価されることがよくあります。でも,エホバに仕える人たちの間ではそういうことはありません。イエスのように愛の気持ちから行動する人は,人の上に立とうとしたり,自分を重要な人物と見てもらおうとしたりはしません。もしそのような野心を持った人が会衆の中で責任を与えられたとしたら,どうなるでしょうか。エホバの大切な羊を世話するための目立たない仕事はしようとしないでしょう。「そういう仕事はほかの誰かがやればいい」と考えるかもしれません。(ヨハ 10:12)塔研24.11 15ページ6-7節
8月19日,水曜日
神が聖なる力によって皆さんを群れの監督に任命しました。(使徒 20:28)
「人々という贈り物」として奉仕できる兄弟たちが世界中でもっと必要とされています。(エフェ 4:8)バプテスマを受けた兄弟の皆さん,この面であなたには「助ける力」がありますか。(格 3:27)援助奉仕者としての資格を満たすよう努力しているでしょうか。長老として奉仕することを目標にできますか。王国福音伝道者のための学校(SKE)に出席できるよう状況を調整できるでしょうか。SKEで学ぶなら,イエスにもっと仕事を委ねてもらえるような人になれます。自分には資格がないと感じるときは,与えられるどんな割り当ても果たすことができるよう聖なる力を求めてエホバに祈ってください。(ルカ 11:13)イエスが「人々という贈り物」である兄弟たちを与えてくれたことは,終わりの時代に私たちのことを導いてくれている証拠です。(マタ 28:20)王であるイエスは私たちを愛し,惜しみなく与え,気遣ってくれています。そして,私たちが必要としている世話を受けられるよう,資格を満たす兄弟たちを任命してくれました。そのことに本当に感謝できます。塔研24.10 23ページ16-17節
8月20日,木曜日
以前の事柄は思い出されることも……ない。(イザ 65:17)
神に仕える人たちも心が痛むことやつらい経験をすることがあります。でも,そうしたものはやがて「忘れられ,[神]の目から隠され」ます。(イザ 65:16)エホバは私たちの問題を全て取り除き,つらい記憶も全て消し去ってくださるのです。今でも,集会へ行くと,この悪い世の中で経験するいろいろなストレスを忘れて心が穏やかになります。私たち一人一人はこうした温かい雰囲気に貢献できます。愛や喜び,平和,親切,温和といった聖なる力が生み出すものを表すように努力することによってです。(ガラ 5:22,23)エホバの温かい家族の一員になれるのは本当に素晴らしいことです。この家族の中にとどまっているなら,「新しい天と新しい地」に関するエホバの約束が完全に実現するのを見ることができるでしょう。塔研24.04 22ページ9-10節
8月21日,金曜日
「これは聖なるものです」と性急に言った後で,誓約した事について考慮するのは,わなとなる。(格 20:25)
誰かと付き合うのはとても楽しいことですが,それは結婚につながるかもしれない大切なステップでもあります。結婚式の日,2人は生きている限り互いを愛し,敬意を示し合うことをエホバに誓います。どんな誓いをする場合でも,その前に注意深く考えることが必要です。結婚の誓いについてもまさにそういえます。結婚する前に付き合うことで,互いのことをよく知り,良い決定をすることができます。結婚するという決定もあれば,付き合うのをやめるという決定もあるでしょう。たとえ別れることになったとしても,失敗ではありません。結婚すべきかどうかを見極めることができたのですから,良い決定ができたといえます。付き合うことについて正しい見方を持つことが大切なのはどうしてですか。そうできているなら,独身の人は結婚するつもりがないのにデートをしたりすることはないでしょう。塔研24.05 26-27ページ3-4節
8月22日,土曜日
私たちの主について語ること[を]恥じてはなりません。(テモ二 1:8)
若いクリスチャンは,自分が信じていることをきちんと説明できるか自信がないと感じることがあります。例えば,授業で進化論が出てくると,不安に感じるかもしれません。どうしてでしょうか。先生たちは進化を事実として教えることがあるからです。信じていることについて自信を持てるよう,お子さんをどのように助けられるでしょうか。創造を信じていることを恥ずかしく感じる必要はない,とはっきり伝えることができます。どうしてでしょうか。生命は全くの偶然によって生じたのではないと考える科学者も多くいます。そうした科学者たちは,生命の複雑さの背後には知性ある設計の証拠があるということを認め,進化論を受け入れていません。また,お子さんは,他の兄弟姉妹が生命は創造されたと確信できた理由についてよく考えることで,自分が信じていることにもっと自信を持てるようになるでしょう。塔研24.12 18ページ14-15節
8月23日,日曜日
イエスは聖なる力により喜びにあふれ[た]。(ルカ 10:21)
イエスが一生懸命良い知らせを伝えることができたのは,伝道に対してポジティブな見方をしていたからです。イエスは西暦30年の終わりごろ,良い知らせを聞きそうな人たちが大勢いるのに気付いて,その人たちを,すでに色づいて収穫できる畑に例えました。(ヨハ 4:35)その1年後には弟子たちに,「収穫は多いです」と言いました。(マタ 9:37,38)後にこうも言いました。「収穫は多いです……。それで,収穫のために人を遣わしてくださるよう,収穫の主人にお願いしなさい」。(ルカ 10:2)イエスは良い知らせを受け入れるようになる人たちが必ずいる,と考えていました。そして,実際に多くの人が受け入れた時に喜びました。イエスは弟子たちに,伝えるメッセージに対してポジティブな見方をするようにと教えました。そのような見方は熱い気持ちで伝道を続ける上で役立つからです。塔研25.03 18-19ページ15-16節
8月24日,月曜日
私の神は私の岩,避難できる場所。(詩 94:22)
エホバは避難所です。ひどい嵐の時,大きな岩があれば,その陰に隠れることができます。同じように,大変な経験をする時,エホバは私たちを守ってくださいます。ご自分との絆を保てるよう助けてくれますし,私たちが今経験しているつらい問題がずっと続くようにはしません。さらに,私たちの平和や安全を脅かすものを全てなくすと約束しています。(エゼ 34:25,26)岩のような方であるエホバのもとに逃げ込む1つの方法は,祈ることです。祈ると,エホバは私たちに「神からの平和」を与え,心と考えを守ってくださいます。(フィリ 4:6,7)エホバは,いつでも私たちのそばにいて助けてくれます。エホバは「永遠の岩」です。(イザ 26:3,4)ずっと存在していて,約束を守り,祈りを聞き,必要な助けを与えてくれます。また,エホバはご自分に仕える人に揺るぎない愛を示す方です。(サム二 22:26)私たちが行ったことを覚えていて,必ず報いてくださいます。エホバは確かに信頼できる方です。(ヘブ 6:10; 11:6)塔研24.06 27ページ4-6節
8月25日,火曜日
あなたの心を守れ。命は心に懸かっているからである。(格 4:23)
息抜きをする時に不健全なものを見たり聞いたりするなら,心がエホバからそらされることがあります。良くない交友や,お金や物を愛する考え方にも注意が必要です。何かのせいでエホバへの愛が少しでも弱まっていることに気付いたなら,その影響を取り除くためにすぐに行動しましょう。(マタ 5:29,30)心がほかのものに傾いてしまうことがないようにしましょう。クリスチャンの活動をたくさん行っていれば悪い影響を受けることはない,と考えるようになってしまうかもしれません。こんな場面をイメージしてみてください。とても寒くて風の強い日に外にいたとします。家に帰るとすぐに暖房をつけます。でも,ドアを開けたままにしておくならどうでしょうか。冷たい空気が入ってきて,家の中は暖まりません。同じように,聖書の教えを学ぶだけではエホバとの温かい関係を保つことはできません。世の中には,冷たい「空気」のような,神を敬わない態度が広まっています。それで,良くない影響が入り込んで心がエホバからそれてしまうことがないように,いわばドアを閉める必要があります。(エフェ 2:2)塔研24.07 21ページ6-7節
8月26日,水曜日
敵を愛し続け,迫害する人のために祈り続けなさい。(マタ 5:44)
イエスがどれほどの痛みや屈辱を味わい,理不尽に感じたかは,私たちの想像をはるかに超えています。しかし,イエスは不当な扱いを受けても愛を示し,エホバに仕え続けました。自分を杭にくぎ付けにしたローマの兵士たちに罰が与えられることを願うのではなく,こう祈りました。「父よ,彼らをお許しください。自分たちが何をしているのか知らないのです」。(ルカ 23:34)私たちも,自分にひどいことをした人のために祈るなら,憤りや怒りの気持ちを静めることができます。相手に対する自分の見方も変えられるかもしれません。この体制が続く限り,不当な経験をすることがあるでしょう。でもどんなときも,祈ってエホバに頼ることをやめないでください。イエスの手本に倣い,聖書のアドバイスの通りにしていきましょう。そうするなら,エホバがあなたを支え,豊かに報いてくださいます。(ペテ一 3:8,9)塔研24.11 6ページ16節,7ページ17,19節
8月27日,木曜日
あなたは悪を喜ぶ神ではない。悪い人はあなたのもとにとどまれない。(詩 5:4)
エホバは何でも許容する神ではなく,罪を見過ごしたりはしません。(詩 5:4-6)私たちが聖書に書かれている神の正しい基準に従うことを願っています。もちろんエホバは,完璧ではない私たちに完璧であることを求めているわけではありません。(詩 130:3,4)でも,「神への敬意がなく……神の惜しみない親切に付け込んで恥知らずな行い」をする人たちを大目に見ることはありません。(ユダ 4)聖書にはハルマゲドンで起きる「神を敬わない人々の……滅び」について書かれています。(ペテ二 3:7。啓 16:16)でも,エホバは誰も滅ぼされないでほしいと思っています。聖書によれば,エホバは「全ての人が悔い改めることを望んでい」ます。(ペテ二 3:9)長老たちはエホバに倣い,罪を犯した人が生き方を変えてエホバとの絆を取り戻せるように辛抱強く助けます。塔研24.08 26ページ1-2節
8月28日,金曜日
あなたは手を開いて,生きている全てのものの願いをかなえる。(詩 145:16)
私たちもエホバに倣って,必要な物を愛の気持ちから仲間と分け合うことができます。例えば,食べる物や着る物を必要としている兄弟姉妹が身近にいますか。エホバはあなたを通してその人を助けたいと思っているかもしれません。エホバの証人は,特に災害が起きた時に進んで他の人を助けることで知られています。コロナのパンデミックの間にも,兄弟姉妹は食べ物や着る物など必要としている物を仲間と分け合いました。世界的な活動のために惜しみなく寄付した人も大勢います。それは世界中で救援活動を行う上でとても助けになりました。兄弟姉妹はヘブライ 13章16節の言葉を心に留めて行動しました。「善を行うことや,持っている物を分け合うことを忘れてはなりません。神はそのような犠牲をとても喜んでくださいます」。塔研24.09 27ページ6-7節
8月29日,土曜日
より重要なことを見極め[る]。(フィリ 1:10)
こんな例を考えてみましょう。家族を養うための仕事を探しているとします。良さそうな仕事が2つあります。仕事の種類やスケジュール,通勤時間など,関係する全ての情報を検討します。どちらの仕事も聖書の教えには反していません。一方の仕事の方が好みだったり,給料が高かったりして,その仕事にしようと思うかもしれません。でも,決定する前にほかにも考えるべきことがあります。例えば,その仕事は会衆の集会の予定に影響しそうでしょうか。家族を感情面でケアしたり信仰面で養ったりするのに必要な時間を奪われないでしょうか。このように考えるなら,エホバへの崇拝や家族のニーズといった「より重要なこと」をお金よりも優先させることができます。そうすれば,エホバに祝福してもらえる決定が下せるでしょう。塔研25.01 17ページ11-13節
8月30日,日曜日
エホバは心が傷ついた人のそばにいる。(詩 34:18)
ほかの人からひどいことを言われたりされたりしたとしても,エホバから愛され,大切にされていることを忘れないでください。「打ちのめされた」ように感じるときは,エホバが心の中の良いものを見てあなたを引き寄せてくださったということを思い出してください。(ヨハ 6:44)あなたはエホバにとって大切な存在なので,エホバはいつでも助けたいと思っています。イエスの人への接し方からも,エホバの気持ちについて知ることができます。イエスは伝道していた時,ほかの人から見下されている人たちに目を留め,思いやり深く接しました。(マタ 9:9-12)ある女性が,重い病気を癒やしてもらいたいと思ってイエスの外衣に触れたことがありました。その時,イエスは優しい言葉を掛け,その女性の信仰を褒めました。(マル 5:25-34)イエスの性格はお父さんエホバとそっくりです。(ヨハ 14:9)それで,エホバも私たちのことを大切に思い,信仰や愛といった良い点に注目してくれていることが分かります。塔研24.10 7ページ4-5節
8月31日,月曜日
私の涙をあなたの革袋に集めてください。(詩 56:8)
ダビデは生涯中,涙が出るようなつらい状況に何度も直面しました。他の人から敵意を向けられたり,信頼していた人に裏切られたりしました。(サム一 19:10,11。サム二 15:10-14,30)ある時,ダビデはこう書きました。「私はため息ばかりで疲れた。夜通し泣いて寝床をぬらし,寝椅子は涙であふれる」。(詩 6:6)ダビデはいろいろなつらい状況に直面しましたが,エホバが自分を愛してくれていることを確信していました。「エホバは私が泣く声を聞いてくださる」と書いています。(詩 6:8)今日の聖句の言葉にはエホバの優しい気遣いが美しく表現されています。ダビデは,エホバがまるで自分の涙を袋に入れて集め,書物に記録してくれているかのように感じていました。エホバが自分の苦しみに目を留め,覚えていてくれると確信していたのです。また,愛情深い天のお父さんエホバが,自分が置かれている状況だけでなく,自分がどんなダメージを受けているかもよく分かってくれているとも信じていました。塔研24.12 22ページ11-12節