5月
5月1日,金曜日
神は不公平ではない。(ロマ 2:11)
エホバは,エジプトで奴隷だったイスラエル人を救出した後,幕屋で奉仕するよう祭司たちを任命しました。また,レビ族の人たちに幕屋に関する仕事を割り当てました。でもエホバは,幕屋で奉仕していた人や,その近くに宿営を張っていた人を特別扱いしたりしませんでした。エホバは不公平な方ではありません。宿営にいたイスラエル人はみんな同じように,エホバとの絆を持つことができました。例えば,エホバはイスラエル全体が幕屋の上にあった雲の柱や火の柱を見ることができるようにしました。(出 40:38)雲が動き始めると,宿営の中で幕屋から一番離れた所にいる人たちでさえ,それを見ることができました。そして荷造りをし,自分たちの天幕を畳み,みんなと一緒に出発することができました。(民 9:15-23)今でも,どこに住んでいるかに関わりなく,エホバは私たちを愛し,大切にし,守ってくださいます。塔研24.06 4ページ10-12節
5月2日,土曜日
今すぐ逃げましょう。さもないと,アブサロムから誰も逃げられなくなります!(サム二 15:14)
ザドクが命の危険に面していたダビデをどのように助けたかを考えましょう。ダビデは息子アブサロムから王権を狙われていました。(サム二 15:12,13)それですぐにエルサレムから逃げる必要があったのです。出発しようとしていた時,ダビデはその後もアブサロムの計画について知るために誰かに残ってもらう必要があることに気付きます。それで,情報を収集させるため,ザドクとほかの祭司たちを都市に戻らせました。(サム二 15:27-29)これは注意深く進める必要があることでした。ダビデはある計画を立て,信頼できる友であるザドクとフシャイに協力を頼みました。(サム二 15:32-37)その計画に従って行動したフシャイは,アブサロムの信頼を得ることができ,1つの戦略を提案します。そのようにして,ダビデが戦いに備えるための時間を取れるようにしました。その後,フシャイは事がどのように進んでいるかをザドクとアビヤタルに伝えます。(サム二 17:8-16)それで2人はダビデにその情報を知らせることができ,ダビデの命を守る上で大切な役割を果たすことができました。(サム二 17:21,22)塔研24.07 4-5ページ9-10節
5月3日,日曜日
エホバはこう言う。「来なさい。私たちの間で物事を正そう」。(イザ 1:18)
バプテスマを受ける前や受けた後にしてしまった良くないことを思い出して,自分を責めてしまうということがあるかもしれません。そういうときは,エホバが私たちを深く愛して贖いという贈り物を与えてくださったことを思い出しましょう。エホバはその贈り物を拒まずに受け取ってほしいと思っています。私たちがエホバとの間で「物事を正」したなら,エホバは私たちの罪を完全に許してくださいます。後からそれを持ち出したりはしません。一方で,私たちがした良いことはずっと覚えていてくれます。そのことに本当に感謝できます。(詩 103:9,12。ヘブ 6:10)以前にしてしまったことのために心が痛んでいるなら,過去にではなく今と将来に目を向けるように努力しましょう。過去を変えることはできませんが,今置かれている状況の中でエホバを賛美し,エホバが約束してくださっている素晴らしい将来に目を向けることができます。塔研24.10 8ページ8-9節
5月4日,月曜日
新しい人格を身に着けましょう。(コロ 3:10)
聖書を読んで学んだことを実践しようとすると,圧倒されるように感じることがあるかもしれません。こういう場面を想像してみてください。ある日読んだ聖句には,えこひいきに気を付けるようにと書かれていました。(ヤコ 2:1-8)それで,人への接し方を改善しようと思い,取り組むことにします。次の日読んだ箇所では,どんなことを話すかに注意する大切さが強調されていました。(ヤコ 3:1-12)時々自分がネガティブな話をしていることに気付きます。それで,人を元気づける前向きなことを話すようにしようと思います。また次の日読むと,世の友にならないようにと書かれています。(ヤコ 4:4-12)気晴らしとして楽しむものをもっとよく選ぶ必要があることに気付きます。もうここまで来ると,その次の日には,取り組むべきことが多くて圧倒されてしまっているかもしれません。でも,がっかりしないでください。「新しい人格」を身に着けるには時間がかかるということを覚えておきましょう。塔研24.09 5-6ページ11-12節
5月5日,火曜日
心の中で主キリストを神聖な方としてください。皆さんの抱く希望について説明を求める人にいつでも弁明できるよう,準備しておきましょう。語る時には,温和な態度と深い敬意を示しましょう。(ペテ一 3:15)
イエスは,一番大事なのはエホバが物事をどう見ているかであることを分かっていました。そして,エホバが適切な時に不公正をなくしてくれることを信じていました。イエスのように,不当な扱いを受けた時,話す前によく考えることは大切です。ちょっとしたことであれば見過ごしましょう。事態を悪化させることを言ってしまわないように黙っていることもできます。(伝 3:7。ヤコ 1:19,20)でも,ひどい扱いを受けている人を守ったり,私たちの信条や真理について正しく伝えたりするために,話す必要がある場合もあります。(使徒 6:1,2)話す時にはできるだけ穏やかに,敬意を込めて接するようにしましょう。そしてイエスのように,「正しく裁く方に自分を委ね」ましょう。(ペテ一 2:23)塔研24.11 5-6ページ10-12節
5月6日,水曜日
悔い改める1人の罪人については,神の天使たちが一緒に喜ぶのです。(ルカ 15:10)
罪を犯した人が悔い改めるなら,それは本当にうれしいことです。(ルカ 15:7)長老たちも一生懸命に助けたとはいえ,その人を本当の意味で助けたのはエホバです。パウロはこう言っています。「もしかしたら神は,その人たちが悔い改め……るようにされるかもしれません」。(テモ二 2:25)この聖句の英語のスタディー版聖書の注釈にはこうあります。「その人が考えや態度を変えたのは,どんな人間の功績でもなく,エホバの功績。強情だったクリスチャンがその重要な変化を遂げるよう助けたのはエホバだから。パウロは続けて,そうした悔い改めの素晴らしい結果を幾つか挙げている。つまり,真理の正確な知識を得ること,本心に立ち返ること,サタンのわなから逃れることである。(テモ二 2:26)」罪を犯した人が悔い改めた場合,委員会の長老たちは牧羊を取り決め,その人が信仰を強め,誘惑に抵抗して正しいことを行うことができるように引き続き助けます。(ヘブ 12:12,13)塔研24.08 23ページ14-15節
5月7日,木曜日
皆さんが私を捜しているのは,奇跡を見たからではなく,パンを食べて満足したからです。(ヨハ 6:26)
イエスに食べ物をもらった人々は何に関心があったのでしょうか。次の日,イエスと使徒たちがいなくなったことに気付くと,人々はティベリアから着いた舟に乗り込み,イエスを捜しにカペルナウムに向かいました。(ヨハ 6:22-24)それは神の王国についてもっと聞きたかったからでしょうか。そうではありませんでした。特に関心があったのは食欲を満たすことでした。どうしてそういえるでしょうか。群衆がカペルナウムの近くでイエスを見つけた時のことを考えてみましょう。イエスは,人々が一時的な食欲を満たすことを一番に考えていると指摘します。人々は「パンを食べて満足し」ましたが,それは「腐ってしまう食物」だと言いました。それで,そのような食物ではなく,「なくならないで永遠の命をもたらす食物」のために働くようにと勧めました。(ヨハ 6:26,27)塔研24.12 5ページ8-9節
5月8日,金曜日
賢い人の心は口に洞察力を与え,……説得力を加える。(格 16:23)
兄弟たち,教える技術を磨くためには,みんなの前で教える時にも個人的にアドバイスする時にも,神の言葉に基づいてそうする必要があります。聖書や聖書に基づく出版物を真剣に学びましょう。(格 15:28)学ぶ時には,聖句がどのように説明されているかをよく調べ,正しく応用できるようにしましょう。教える時には,聞いている人の心に届くような仕方で話すようにしましょう。経験ある長老たちにアドバイスを求めて,その通りにやってみるなら,さらに成長できます。(テモ一 5:17)長老たちは兄弟姉妹を「励ますことも……戒めることもできる」人でなければなりません。でも,どんな場合であっても親切に接する必要があります。教師として立派な手本を残したイエスに倣って,優しく愛を込めて聖書に基づいて教えるようにしましょう。そうするなら,上手に教える人になれるでしょう。(マタ 11:28-30。テモ二 2:24)塔研24.11 24ページ16節
5月9日,土曜日
国々に神の栄光を知らせよ。(詩 96:3)
私たちは言葉によってエホバをたたえることができます。「エホバに向かって歌」うこと,「神の名を賛美」すること,「神による救いの良い知らせを……広め」ること,「国々に神の栄光を知らせ」ることが勧められています。(詩 96:1-3)これらはどれも天の父エホバをたたえる良い方法です。(使徒 4:29)私たちは持っている物を活用してエホバをたたえることができます。エホバに仕える人は,いつの時代もそのようにしてきました。(格 3:9)例えばイスラエル人は,神殿を建てたりメンテナンスしたりするために寄付をしました。(王二 12:4,5。代一 29:3-9)イエスの弟子の中には,「自分の持ち物を使って」イエスや使徒たちをサポートした人たちもいました。(ルカ 8:1-3)1世紀のクリスチャンは,仲間の兄弟姉妹の救援のために必要なものを送りました。(使徒 11:27-29)私たちも自発的な寄付によってエホバをたたえることができます。塔研25.01 4ページ8節,5ページ11節
5月10日,日曜日
水でバプテスマを受けることを誰が禁じられるでしょうか。(使徒 10:47)
バプテスマを受けるためにコルネリオはどのように問題を乗り越えましたか。コルネリオは「神を畏れる人で,家の人全員と一緒に神を崇拝し」,いつも神に祈願をしていました。(使徒 10:2)ペテロが良い知らせを伝えると,コルネリオも家族もキリストに信仰を持ち,すぐにバプテスマを受けました。(使徒 10:47,48)コルネリオは,家族みんなでエホバを崇拝するために喜んで生き方を変えるつもりでいました。(ヨシュ 24:15。使徒 10:24,33)コルネリオは高い地位を失うことを恐れてクリスチャンになるのをためらってもおかしくありませんでした。バプテスマを受けるために,あなたも生き方を大きく変えなければいけないでしょうか。そうだとしても,エホバが必ず助けてくれます。聖書の教えに沿ってエホバに仕えようとするあなたの決意をエホバは喜び,後押ししてくれます。塔研25.03 5ページ12-13節
5月11日,月曜日
不敬な作り話を退けなさい。(テモ一 4:7)
もし,責任を委ねられている兄弟たちや組織についてネガティブな話を聞いたなら,反対者たちがイエスや1世紀の弟子たちにどんなことをしたかを思い出してください。イエスは,エホバに仕える人たちは迫害されたり中傷されたりすると予告しました。今まさにそのことが起きています。(マタ 5:11,12)間違った情報がどこから出ているかを見極め,悪い影響を受けないためにすぐに行動するなら,だまされることはないでしょう。では,具体的に何ができるでしょうか。間違った情報を退けましょう。使徒パウロは間違った情報を見聞きした時にどうすべきかについてはっきり教えました。テモテに,「作り話……に注意を向け」ず,「不敬な作り話を退け」るよう命じなさい,と言いました。(テモ一 1:3,4)私たちも間違った情報の出どころを知っているので,それをきっぱり退けます。「健全な言葉」だけに耳を傾けます。(テモ二 1:13)塔研24.04 11ページ16節,13ページ17節
5月12日,火曜日
巧みな言葉やお世辞によって純真な人たちの心をたぶらかします。(ロマ 16:18)
エホバに揺るぎない愛を示す人たちと一緒にいるようにしましょう。エホバは,私たちが思いを一つにしてご自分を崇拝することを願っています。私たちが一つになるには,真理にしっかり従う必要があります。エホバは,真理からそれて会衆の中に分裂をつくり出す人を「避ける」ようにと警告しています。そうしないなら,私たちも真理から離れてしまいかねないからです。(ロマ 16:17)真理を見分け,それに固く付くなら,エホバとの絆を守り,強い信仰を持ち続けることができます。(エフェ 4:15,16)サタンの間違った教えや情報にだまされることはありません。また,大患難の間もエホバは私たちを守ってくださいます。それで,真理から決して離れないようにしましょう。「そうすれば,平和の神が共にいてくださいます」。(フィリ 4:8,9)塔研24.07 13ページ16-17節
5月13日,水曜日
キリストは,永遠に罪を取り去る1つの犠牲を捧げ[た]。(ヘブ 10:12)
イエスは,自分が犯した罪のことでつらい思いをしている人たちに特に注意を向け,弟子になるように勧めました。人類の苦しみの根本原因は罪であることを知っていたからです。それで,罪人として知られていた男性や女性を進んで助けました。イエスは例えを使ってこう言いました。「健康な人に医者は必要ではなく,病気の人に必要なのです。……私は,正しい人ではなく罪人を招くために来ました」。(マタ 9:12,13)イエスはこの言葉の通りに行動しました。罪人として知られていたある女性が自分の涙でイエスの足をぬらして拭いた時,イエスはその人の罪が許されていることを優しく伝えました。(ルカ 7:37-50)また,井戸の所にいたサマリア人の女性が不道徳な生活をしていることを知っていたにもかかわらず,その女性に大切な真理を教えました。(ヨハ 4:7,17-19,25,26)それだけではありません。イエスは罪がもたらした最悪の結果である死を取り除く力を神から与えられ,男性や女性,大人や子供などを復活させました。(マタ 11:5)塔研24.08 4ページ9-10節
5月14日,木曜日
神は世界を正しく裁く。人々を誠実に裁く。(詩 96:13)
近い将来,エホバはどのようにしてご自分の名がたたえられるようにするでしょうか。裁きを行うことによってです。間もなくエホバは,ご自分の聖なる名を非難している大いなるバビロンを処罰します。(啓 17:5,16; 19:1,2)そして大いなるバビロンが滅びるのを見る人の中には,私たちと一緒にエホバを崇拝したいと思うようになる人もいるかもしれません。最終的に,エホバはハルマゲドンでサタンの体制全てを滅ぼします。エホバに従わず,ご自分の名を冒瀆している人たちを消し去る一方で,エホバに従い,エホバを愛して心からたたえる人たち全てを救います。(マル 8:38。テサ二 1:6-10)キリストの千年統治に続く最後の試練の後,エホバはご自分の名を完全に神聖なものとします。(啓 20:7-10)その時,「水が海を覆っているように,エホバの栄光についての知識が地上に満ちる」ことになります。(ハバ 2:14)生きている全ての人が,輝かしい名を持つ方エホバをたたえるようになる時が来ることを考えると,わくわくするのではないでしょうか。塔研25.01 7ページ15-16節
5月15日,金曜日
皆さんは矯正の一環として忍耐する必要があります。(ヘブ 12:7)
ヘブライ人のクリスチャンにとって,反対を忍耐するのに何が助けになったでしょうか。パウロは試練に対する正しい見方を持つことの大切さをよく知っていました。それで,神はクリスチャンが経験する試練を訓練の一部として許すことがある,と説明しました。そうした訓練によって,クリスチャンとしての人格を身に着けたり,さらに磨いたりすることができます。そのような良い結果に目を向けることは,ヘブライ人のクリスチャンが試練を忍耐する助けになったことでしょう。(ヘブ 12:11)パウロはヘブライ人のクリスチャンに,試練に備えて今こそ忍耐する決意を強めるよう励ましました。パウロが書いた言葉には説得力がありました。以前は自分も迫害する側だったので,クリスチャンがどんな目に遭うかを知っていました。また,パウロは迫害をどうすれば忍耐できるかも知っていました。パウロ自身,クリスチャンになってからいろいろな反対を経験しました。(コリ二 11:23-25)塔研24.09 12ページ16-17節
5月16日,土曜日
ずっと見張っていなさい。(マタ 25:13)
伝道することは日に日に重要になっています。残された時は少なくなっているからです。マルコ 13章10節でイエスは,終わりの時代の伝道活動についてどんなことを予告したでしょうか。マタイの並行記述によると,イエスは,良い知らせが世界中で伝えられた後に「終わり」が来ると言いました。(マタ 24:14)これはサタンの邪悪な体制が完全に終わる時のことを指しています。エホバはこうしたことが起きる「日と時刻」を決めています。(マタ 24:36。使徒 1:7)1日ごとにその日は近づいているのです。(ロマ 13:11)終わりが来るまでの間,私たちは伝道し続ける必要があります。私たち一人一人は宣教について次の点を真剣に考えたいと思います。良い知らせを伝える動機は何かということです。一言で言えば,それは愛です。私たちは伝道する時,愛を表すことになります。良い知らせに対する愛,人々への愛,そして何よりもエホバとエホバの名前に対する愛です。塔研24.05 14-15ページ2-3節
5月17日,日曜日
神は造った全てのものを見た。それは非常に良かった。(創 1:31)
親の皆さん,お子さんが自然界について考えられるように助けましょう。自然が豊かな所を歩いたり,植物を育てたりする時,自然界に見られる興味深いパターンにお子さんの注意を向けるのは良いことです。どうしてですか。そうしたパターンは,知性と知恵のある設計者がいる証拠だからです。例えば,科学者は渦巻き状のパターンを長年研究してきました。生物物理学者ニコラ・ファメリは,自然界にある渦巻き状のものを観察すると,ある数列が見つかると言っています。それはフィボナッチ数列と呼ばれるものです。渦巻き状のパターンは,銀河,オウムガイ,植物の葉,ヒマワリの花など多くのものに見られます。塔研24.12 16ページ7節
5月18日,月曜日
エホバはあなたに命を与え[る]。(申 30:20)
私たちは,モーセやダビデやヨハネとは,生きている時代も置かれている状況も違います。でも共通点もたくさんあります。3人と同じように,私たちも真の神に仕えています。また,エホバに祈り,エホバを信頼し,導きを求めます。エホバがご自分に従う人を豊かに報いてくださるということも確信しています。エホバに忠実に仕えた人たちが残した言葉を心に留め,これからもエホバのおきてに従っていきましょう。そうするなら,私たちの行うことは全て成功します。そして,命を得て「長く生きていけ[ます]」。しかも永遠にです。また,愛する天のお父さんエホバに喜んでもらうことができ,喜びを味わえます。将来,エホバは私たちの想像をはるかに超える仕方で,ご自分の約束を全て果たしてくださいます。(エフェ 3:20)塔研24.11 13ページ20-21節
5月19日,火曜日
神は会衆内の人たちにそれぞれの役割を与えました。(コリ一 12:28)
1世紀,援助奉仕者として任命された兄弟たちがいました。(テモ一 3:8)その人たちは,パウロが書いているように「役立つ仕事を行」っていたと思われます。長老たちが教え,牧羊することに専念できるように,援助奉仕者たちがそのほかの必要なことを行っていたようです。それには聖書の写本作業を手伝ったり,写本に必要な物の購入をしたりすることも含まれていたかもしれません。今でも,会衆で援助奉仕者として働いている兄弟たちはみんなのためにいろいろな仕事をしてくれています。(ペテ一 4:10)そうした兄弟たちは,会衆の会計や奉仕区域に関する仕事をしたり,文書を依頼したりします。また,オーディオ機器やビデオ機器を操作したり,案内係をしたり,王国会館のメンテナンスを手伝ったりもしています。こうした仕事はどれも,みんなが集会を楽しみ,伝道活動をきちんと行う上で欠かせません。(コリ一 14:40)塔研24.10 19ページ4-5節
5月20日,水曜日
力を与えてくださる方のおかげで,私は強くなり,どんなことも乗り越えられます。(フィリ 4:13)
エホバが生きていて何があっても助けてくれることを忘れないでいるなら,どんな試練も忍耐できます。エホバは全能者で,私たちに忍耐する力を与えることができます。それで,エホバが助けてくれることを確信できます。試練に遭った時にエホバの助けを実感すると,もっと大きな試練に直面しても大丈夫だと思えるようになります。ダビデがエホバへの確信を深めた出来事について考えてみましょう。ダビデが若い頃に父親の羊の世話をしていた時,熊やライオンがやって来て群れから羊を奪っていったことがありました。どちらの場合も,ダビデは勇敢に後を追い掛けて羊を助け出しました。でも,ダビデはそのことを自分の手柄にはしませんでした。エホバが自分に力を与えてくださったことを知っていたからです。(サム一 17:34-37)そのことについてじっくり考え,生きている神エホバがこれからも力を与えてくださるという確信を強めることができました。塔研24.06 21ページ5-6節
5月21日,木曜日
聞かないうちに返事をする人は,愚かであり,辱められる。(格 18:13)
あるパーティーに誘われたとします。どうしますか。主催者のことをよく知らず,どんなことが計画されているかが分からないなら,こう質問してみるとよいでしょう。「そのパーティーはいつどこで開かれますか。何人ぐらい集まりますか。責任者は誰ですか。誰が参加しますか。どんなことが行われますか。お酒は出ますか」。こうした質問をすれば,賢い決定をするのに役立つ情報を得られます。次に,集めた情報を基に全体像を把握するようにしましょう。例えば,聖書の教えに従わない人が参加したり,見守る人がいないのにお酒が出されたりするならどうでしょうか。その場の収拾がつかなくなる可能性はありますか。(ペテ一 4:3)このように全体像を把握できれば,良い決定をすることができるでしょう。塔研25.01 15ページ4-5節
5月22日,金曜日
あなたたちの罪は緋のようだが,雪のように白くされる。(イザ 1:18)
エホバは贖いの犠牲によって,悔い改めた人の罪を拭い去ってくださいます。今日の聖句の表現は,この点について理解を深めるのに役立ちます。布から緋色や紅色の染みを取り除くのは本当に難しいことです。それでも,エホバは私たちの罪を見えなくなるまで完全に洗い流すと保証しています。罪は「負債」にも例えられています。(マタ 18:32-35)それでエホバに罪を犯すたびに,私たちの負債はどんどん増えていっているといえます。エホバに対して多額の借金を負っているようなものです。でも,エホバは私たちの罪を許し,負債を取り消してくださいます。一度許した罪を蒸し返すようなことはしません。エホバがこのように許してくださる時,本当にすがすがしい気持ちになり,安心できます。塔研25.02 9-10ページ9-10節
5月23日,土曜日
子供が親のために物を蓄えるのではなく,親が子供のために蓄えるべきなのです。(コリ二 12:14)
年を取った親が子供からのサポートを必要とすることもあるでしょう。子供たちも喜んで力になりたいと思うはずです。(テモ一 5:4)でもクリスチャンの親にとって一番うれしいのは,子供がエホバに仕えるようになることです。子供が老後の安心材料になることではありません。(ヨハ三 4)親は自分が手本になって,エホバに頼るとはどういうことかを子供に教えてください。そして自活できるようにも助けてください。一生懸命働くことの大切さを小さい時から教えましょう。(格 29:21。エフェ 4:28)学校でしっかり勉強するようにも教えてください。まず親が聖書のアドバイスを調べ,どんな教育を受けるかを子供が賢く選択できるようサポートしてあげましょう。そしてその教育を生かして自活し,伝道に打ち込めるようにも助けてください。塔研25.03 30-31ページ15-16節
5月24日,日曜日
新しい人格を身に着けましょう。(エフェ 4:24)
イザヤ 65章でエホバは,比喩的なパラダイスに住む人たちがどんな生活をすることになるかについて述べています。この預言は紀元前537年に最初に実現しました。その時,生き方を改めたユダヤ人はバビロンでの捕らわれから解放され,故国に戻ることができました。エホバはご自分の民のことを喜び,荒れ果てていたエルサレムをもう一度美しい都市に戻せるように助けました。また,イスラエルでの真の崇拝の中心地だった神殿も修復できるように助けました。(イザ 51:11。ゼカ 8:3)この預言は現代にも実現しています。1919年に,エホバに仕える人たちは大いなるバビロンから解放されました。その後,エホバを安心して崇拝できる環境が世界中に広がっていきました。人々は王国について熱心に伝え,各地にたくさんの会衆ができました。以前は暴力的で不道徳な行いをしていた人たちも,「神の意志に沿って形作られる」「新しい人格を身に着け」るようになりました。塔研24.04 20-21ページ3-4節
5月25日,月曜日
人はそれぞれ,自分の荷を自分で負うのです。(ガラ 6:5)
地域によっては,親や親戚が結婚相手を決めます。また,家族や友人が合いそうな人を紹介し,後は本人たちに任せる,という習慣がある地域もあります。もし,相手を紹介してほしいと頼まれたら,双方の好みや必要としていることについて考えましょう。良さそうな人が思い付いたら,その人の人柄や,エホバとの強い絆を持っているかをしっかりと見極めてください。エホバとの強い絆は,収入や学歴,社会的地位よりもはるかに大切です。もちろん,結婚するかどうかを最終的に決めるのは本人たちだ,ということも覚えておきましょう。塔研24.05 23ページ11節
5月26日,火曜日
真の友はどんな時にも愛を示す。(格 17:17)
周りの人は,付き合っている2人に何を言って何を言わないかに気を配りましょう。自制が必要な時もあります。(格 12:18)例えば,誰かが付き合い始めたことをほかの人に言いたくなることがあるかもしれません。でも,本人たちは自分で伝えたいと思っているかもしれません。周りの人は,付き合っている2人についてうわさしたり,個人的な事柄について批判したりすべきではありません。(格 20:19。ロマ 14:10。テサ一 4:11)結婚しないといけないというプレッシャーを掛けるようなことを言ったり聞いたりすべきでもありません。もし2人が別れることにしたなら,詮索したり,どちらかの肩を持ったりしないように気を付けましょう。(ペテ一 4:15)別れることが失敗というわけではありません。結婚すべきかどうかを見極められたのですから,付き合ったことには大切な意味がありました。それでも,傷ついた気持ちを引きずるかもしれません。それで,周りの人は優しくサポートしてあげましょう。塔研24.05 31ページ15-16節
5月27日,水曜日
苦難の時に落胆するなら,力が失われる。(格 24:10)
自分の家族や親しい友人がエホバに仕えるのをやめたとき,それは本当につらい試練となります。(詩 78:40)それが親しい人であればあるほど,そのような状況を受け入れるのは難しくなるでしょう。そうしたつらい経験をしたことがあるなら,大変な中でもエホバから決して離れなかったザドクの手本から力を得られます。ザドクは,親しい友人であるアビヤタルが反逆した時も,エホバから決して離れませんでした。ダビデの死が近づいていた時,息子のアドニヤはエホバがソロモンに与えると約束した王位を奪おうとしました。(代一 22:9,10)アビヤタルはアドニヤを支持することにします。(王一 1:5-8)そのようにして,ダビデとザドクだけでなくエホバに対しても反逆しました。ザドクはアビヤタルと何十年も祭司として一緒に働いてきました。(サム二 8:17; 15:29; 19:11-14)塔研24.07 6ページ14-15節
5月28日,木曜日
いつも用心している人は幸福だ。(格 28:14)
確かに,誘惑に負けないようにいつも用心することには努力するだけの価値があります。罪に伴うどんな「つかの間の快楽」も,エホバの基準に沿って生きることから来る幸せとは比べものになりません。(ヘブ 11:25。詩 19:8)私たちはエホバに従って生きることで幸せになるように造られているからです。(創 1:27)そのように努力するなら,晴れ晴れとした気持ちでいることができ,永遠に生きる見込みも持てます。(テモ一 6:12。テモ二 1:3。ユダ 20,21)確かに「肉体は弱い」ものです。(マタ 26:41)でも,私たちには何もできないというわけではありません。エホバはいつでも私たちに必要な力を与えようとしてくださっています。(コリ二 4:7)とはいえ,エホバが与えてくださるのは普通を超えた力です。私たちは誘惑に負けないように自分でも毎日努力する必要があります。エホバは私たちの祈りを聞いて,必要な時に必ず普通を超えた力を与えてくださいます。(コリ一 10:13)エホバの助けがあれば,誘惑に負けないように自分をしっかり守ることができるのです。塔研24.07 19ページ19-21節
5月29日,金曜日
罪深い行いをやめない人を,皆の前で戒めてください。(テモ一 5:20)
パウロは今日の聖句で,「罪深い行いをやめない人」がいる場合にどうしたらよいかについて長老のテモテに伝えようとしていました。では,この聖句の「皆」とは会衆の全員を指すのでしょうか。必ずしもそうではありません。パウロは,その罪について知っていた人たちのことを言っていました。罪を犯しているところを目撃した人もいれば,罪を犯した人から直接話を聞いた人もいたかもしれません。それで,長老たちはそうした人たちだけに,問題がすでに扱われたことや,罪を犯した人が矯正を受けたことを思慮深い仕方で知らせます。罪を犯した人の悪い行いが,会衆の多くの人に知られている場合や知られそうな場合はどうでしょうか。この場合,「皆」には,会衆全体が含まれることになります。それで会衆に対して,その兄弟または姉妹が戒めを受けたことを1人の長老が発表します。そうするのは,パウロが言っている通り,罪を犯さないようにという「他の人への警告」とするためです。塔研24.08 24ページ16-17節
5月30日,土曜日
これらは神の真実な言葉です。(啓 19:9)
私たちは終わりが来るその時までエホバへの奉仕を精いっぱい行う必要があります。選ばれたクリスチャンたちは,天での報いを受けるようイエスに「連れてい」ってもらうため,ずっと見張っている必要があるのです。(マタ 24:40)その人たちは,天にいる「イエスのもとに集められる」ことをとても楽しみにしています。そして,ハルマゲドンの戦いの後,子羊であるイエスの花嫁となります。(テサ二 2:1)裁きの時が近づいていますが,心配する必要はありません。ずっと忠実でいるなら,優しい天のお父さんエホバは「普通を超えた力」を与え,私たちが「人の子の前に立つことができるよう」にしてくださいます。(コリ二 4:7。ルカ 21:36)天で生きる希望を持っている人も,地上で生きる希望を持っている人も,イエスの例え話から学べる警告に注意を払っているなら,エホバの心を喜ばせることができます。エホバは惜しみない親切を示してくださり,私たちの名前はずっと命の「書に記され」ることでしょう。(ダニ 12:1。啓 3:5)塔研24.09 24-25ページ19-20節
5月31日,日曜日
神に近づくのは良いことだ。(詩 73:28)
あなたも詩編作者のように穏やかな気持ちになることができます。どうすればいいのでしょうか。天にある宝を含め,自分が今持っているものがどれほど素晴らしいか考えてみてください。神に仕えていない人たちは,そうした宝を持っていません。あるのは,この世の中で得られるものだけです。将来の希望がないので,今の生活で成功するしかありません。一方,エホバは私たちの想像をはるかに超える素晴らしい将来を約束してくれています。(詩 145:16)違う決定をしていれば成功できたかもしれないと思うことがありますか。でも,本当に成功できたかどうかは分かりません。ただ,はっきりしていることがあります。エホバ神と人への愛に基づいて決定を下すなら,何にも代えられない幸せを必ず味わうことができます。塔研24.10 27ページ12-13節