2月
2月1日,日曜日
論争を避けることは名誉となる。愚かな人は皆それに巻き込まれる。(格 20:3)
クリスチャンとしての人格を身に付けている兄弟たちは,会衆にとって大きな助けになります。「分別があ[る]」人は平和をつくることができます。また,ほかの人の話をよく聞いて,その人たちの見方を理解するように努力します。長老になったなら,会合に参加する機会があります。そういう時,聖書に書かれていることに反していない限り,大多数の人の意見を進んで支持するでしょうか。自分の方法にこだわるのではなく,他の人の意見やアイデアを大切にしましょう。(創 13:8,9。格 15:22)人に対して厳しくなったり気難しい態度を取ったりするのではなく,穏やかで親切に接するようにしましょう。平和を求める人になり,緊迫した状況の中でも進んで平和をつくるようにしてください。(ヤコ 3:17,18)親切に話すなら,反対者でさえ態度を和らげるかもしれません。(裁 8:1-3。格 25:15。マタ 5:23,24)塔研24.11 23ページ13節
2月2日,月曜日
人の子は天使たちを遣わし,四方から,地の果てから天の果てまで,選ばれた者たちを集めます。(マル 13:27)
キリストは,死んだのは「一度限り」ですが,今でも私たちのために犠牲を払っています。(ロマ 6:10)どのようにでしょうか。時間とエネルギーを惜しまず働き,私たちが贖いの恩恵を受けられるようにしてくれています。本当に忙しく活動しています。王,大祭司,会衆の頭として奉仕しています。(コリ一 15:25。エフェ 5:23。ヘブ 2:17)天に行く人と大群衆を集める活動を担当し,それは大患難が終わる前に完了します。(マタ 25:32)また,この終わりの時代に神に忠実に仕える人たちが,信仰を強める食物を得られるようにしています。(マタ 24:45)そして,千年統治の間ずっと私たちのために奉仕し続けます。エホバは私たちのためにご自分の子をこれほどまでに与えてくださったのです。塔研25.01 24ページ12節
2月3日,火曜日
キリスト・イエスが払った贖いによって解放され,神の惜しみない親切によって正しいと認められることは,無償の贈り物なのです。(ロマ 3:24)
エホバは許す時に全面的に許します。後になってそのことを持ち出すことは決してありません。私たちはそのおかげで,天のお父さんエホバとの良い関係を持つことができます。一方で,そのようにエホバから許してもらえるのは当たり前のことではありません。それは,エホバが罪を負った人類を愛し,惜しみない親切によって与えてくれた贈り物です。私たちが当然の権利として要求できるようなものではありません。エホバは「本当に許す方」です。そのことに感謝したいと思うのではないでしょうか。(詩 130:4。ロマ 4:8)でも,許していただきたいと思うなら,私たちの側にもしなければいけないことがあります。イエスはこう言っています。「人の過ちを許さないなら,父もあなたたちの過ちを許されません」。(マタ 6:14,15)私たちはエホバに倣って人を許す必要があるということです。塔研25.02 13ページ18-19節
2月4日,水曜日
神が正しい人も正しくない人も復活させてくださる。(使徒 24:15)
ソドムとゴモラの人たちについて考えてみましょう。正しい人ロトは邪悪な人たちに囲まれて生活していました。でも,ロトがそれらの人全員に伝道したかどうかは分かりません。また,そこにいた人たち一人一人が,何が正しくて何が間違っているかを知っていたかどうかも分かりません。ソドムの男たちがロトの家に来ていた客たちをレイプしようとして,家を取り囲んだ時のことを考えてみてください。聖書によると,その集団の中には「少年から老人まで」いました。少年たちは,その行動がどれほど悪いか理解することさえできていなかったかもしれません。(創 19:4。ペテ二 2:7)憐れみ深い神エホバはそこにいた一人一人をもう復活させない,と言い切れるでしょうか。確かにエホバは,この町には正しい人が10人もいないとアブラハムにはっきり言いました。(創 18:32)それで,ソドムとゴモラの人たちは正しくない人たちで,エホバがその人たちを滅ぼしたのは正当なことでした。でも,その人たちのうちの誰も「正しくない人[の]復活」を経験しないといえるでしょうか。私たちにははっきりしたことは分かりません。塔研24.05 2ページ3節,3ページ8節
2月5日,木曜日
王国と神から見て正しいこととをいつも第一にしなさい。そうすれば,こうしたほかのもの全ても,あなたたちに与えられます。(マタ 6:33)
ある人たちは経済事情が変化したために家族と離れ離れになるような仕事に就きましたが,そのことを後悔しています。仕事を選ぶとき,どれぐらい給料をもらえるかだけでなく,エホバとの友情にどんな影響があるかも考えるようにしましょう。(ルカ 14:28)次のような点を考えることができます。夫婦が離れて生活していると,2人の絆はどうなってしまうだろうか。引っ越すと,奉仕に充てる時間や仲間と過ごす時間が減ってしまわないだろうか。子供がいるなら次のことも考えてください。子供と離れて暮らしながら「エホバが望む指導と助言によって」育てることができるだろうか。(エフェ 6:4)聖書を信じていない親戚や友人の意見に流されるのではなく,エホバが何を望んでいるかを考えて判断しましょう。塔研25.03 29ページ12節
2月6日,金曜日
私たちはもう子供であってはな[りません]。(エフェ 4:14)
十分に成長していないクリスチャンは容易に「欺かれたり,ずる賢いたくらみに乗せられたり」,陰謀論を広める人や背教者にだまされたりしてしまいます。また,嫉妬したり,争いを起こしたり,すぐに腹を立てたり,誘惑に負けたりしてしまうこともあります。(コリ一 3:3)クリスチャンとして成長することは子供が大人になることに似ています。(エフェ 4:15)子供は洞察力がなく,見守ってもらう必要があります。例えで考えてみましょう。母親は道路を渡る時に,幼い娘に手をつないでおくようにと言うかもしれません。娘が少し大きくなれば,母親は娘が1人で道路を渡ることを許すかもしれませんが,右左をよく見てから渡るようにと毎回注意するでしょう。そして大人になれば,親から言われなくても自分でこうした危険を避けられるようになります。同じように,成長したクリスチャンは聖書を調べてエホバの考えを理解し,それに合わせて行動することができます。塔研24.04 3ページ5-6節
2月7日,土曜日
エホバ,あなたの天幕にとどまるのは誰ですか。(詩 15:1)
最初のうち,エホバと友になれたのは天に住んでいる者だけでした。その後,エホバは人間を造り,地球にいる人間もご自分の天幕に招きました。例えば,エノク,ノア,アブラハム,ヨブなどです。このように神に心から仕えた人たちは,「真の神と共に」歩んだ人や神の友と表現されています。(創 5:24; 6:9。ヨブ 29:4。イザ 41:8)エホバは長い間ずっとご自分の天幕に友を招いてきました。(エゼ 37:26,27)エゼキエルの預言から,ご自分に仕える人たちと親しくなりたいというエホバの温かい気持ちが分かります。エホバは,その人たちと「平和の契約」を結ぶと約束しています。この預言は,天に行く希望を持つ人たちと地球で生きる希望を持つ人たちが「1つの群れ」になってエホバの天幕に集まる時のことを言っています。(ヨハ 10:16)これは,今実現しています。塔研24.06 2ページ2,4節,3ページ5節
2月8日,日曜日
神の助けにより勇気を奮い起こし[ました]。(テサ一 2:2)
エホバに仕える私たちは,神の王国を心から支持します。でも,そうするためには勇気が必要なときもあります。(マタ 6:33)例えば,この邪悪な世界でエホバの基準に従って生活し,王国の良い知らせを伝えるためには勇気が要ります。また,政治的な対立や分断が進む中で中立でいるためにも,勇気が必要です。(ヨハ 18:36)政治に関わらないことや軍務に就かないことが理由で,多くの兄弟姉妹は経済的な問題を抱えたり暴行を受けたり投獄されたりしています。エホバの統治を勇敢に支持する人たちの手本について考えるなら,勇気や力がもらえます。私たちの王であるキリスト・イエスは,サタンの政治体制に関わらせようとする圧力をきっぱりと退けました。(マタ 4:8-11。ヨハ 6:14,15)力を求めていつもエホバに頼りました。塔研24.07 2ページ4節,3ページ7節
2月9日,月曜日
女はその木の実を取って食べ始めた。その後,一緒にいた時に夫にも渡した。夫もそれを食べ始めた。(創 3:6)
エホバはこうした悲しい出来事を私たちのために聖書に記録してくださいました。そこからエホバが罪をとても憎んでいる理由がよく分かります。罪は私たちをお父さんエホバから引き離し,死へと向かわせます。(イザ 59:2)だからこそ,反逆した天使であるサタンはアダムとエバに罪を犯させました。そして今でも,罪を犯すよう人々を誘惑し続けています。サタンはエデンの園での作戦は成功したと思ったかもしれません。でも,エホバがどれほど愛情深い方かということを理解していませんでした。エホバはアダムとエバの子孫の将来について思い描いていたことを諦めてしまうのではなく,愛する人間のためにすぐに希望を差し伸べました。(ロマ 8:20,21)エホバはアダムとエバの子孫の中に,ご自分を愛し,罪と闘うために助けを求める人たちが必ずいることを知っていました。それで,私たちを造ってくれたお父さんであるエホバは,罪から自由になってご自分との絆を持てるようにするための道を開いてくれました。塔研24.08 3ページ3-4節
2月10日,火曜日
より重要なことを見極め[なさい]。(フィリ 1:10)
エホバの証人は大抵とても忙しい生活を送っています。自分や家族の生活のために働いています。(テモ一 5:8)病気や高齢の家族の世話をしている人も大勢います。自分の健康をしっかり管理する必要もあります。それに加えて,会衆のためにする仕事もあります。そして,一生懸命伝道するという大切な務めもあります。聖書を読むことは,クリスチャンにとって「より重要なこと」なので優先する必要があります。詩編 1編には,幸せな人についてこう書かれています。「その人はエホバの律法を喜び,昼も夜も小声で読む」。(詩 1:1,2)この聖句は,聖書を読む時間を確保する大切さを教えています。どの時間に読むのが一番良いでしょうか。それは人によって違います。でも,毎日続けられる時間帯を選ぶことが重要です。塔研24.09 3ページ5-6節
2月11日,水曜日
人はそれぞれ,自分の荷を自分で負うのです。(ガラ 6:5)
成長したクリスチャンでもほかの人の助けを必要とすることがあるでしょうか。はい,必要とすることもあります。でも,十分に成長していないクリスチャンとは違って,自分で決めなければいけないことまでほかの人に決めてもらおうとしたり,どうしたらいいか教えてもらおうとしたりはしません。ほかの人の経験を聞いて学びますが,「自分の荷を自分で負う」必要があることをよく理解しています。大人になれば,みんなが同じような見た目になるわけではありません。それと同じで,成長したクリスチャンの中には,知恵や勇気に優れている人もいれば,気前よく与える人や思いやり深い人もいます。また,成長したクリスチャンは聖書の基準に沿った決定をしますが,みんなが同じ決定をするというわけではありません。良心に基づいて決める場合は特にそうです。このことをよく理解しているので,ほかの人のことを批判したりせずに,一致してエホバに仕えることができます。(ロマ 14:10。コリ一 1:10)塔研24.04 4ページ7-8節
2月12日,木曜日
心配事で圧倒されそうな時,あなたは私を安心させ,落ち着かせてくださった。(詩 94:19)
自分には価値がないという気持ちになったときはどうしたらいいでしょうか。エホバが大切に思ってくださっていることが分かる聖句を読んで,じっくり考えましょう。目標を達成できなかったり,ほかの人ほどできていないことにがっかりしたりすることがあっても,自分に厳しくなり過ぎないようにしましょう。エホバは私たちができないことまで期待するような方ではありません。(詩 103:13,14)もし過去に虐待を受けたことがあるとしても,自分を責めたりしないでください。あなたは何も悪くありません。エホバは,被害を受けた人ではなく,悪いことをした人に責任を問います。(ペテ一 3:12)自分は誰かの役に立つことなんてできない,とは考えないでください。エホバは私たちに宣教という仕事を与えてくれています。エホバと共に働く素晴らしい機会です。(コリ一 3:9)もしかすると,これまで経験してきたことが,人の気持ちを感じ取ったり思いやったりする上で役立つかもしれません。人を助けるためにあなたにできることはたくさんあります。塔研24.10 7-8ページ6-7節
2月13日,金曜日
神は,昼も夜もご自分に向かって叫ぶ選ばれた者たちのために必ず公正をもたらしてくださらないでしょうか。神は彼らに対して辛抱しています。そして,速やかに公正をもたらしてくださるのです。(ルカ 18:7,8)
エホバは,私たちがどんな扱いを受けているかをとても気に掛けています。「エホバは公正を愛する方」です。(詩 37:28)イエスは,エホバが適切な時に「速やかに公正をもたらしてくださる」と言いました。間もなく,エホバは全ての苦しみをなくし,あらゆる不公正を正してくれます。(詩 72:1,2)私たちは正しいことが行き渡る時代が来るまで待つ必要があります。でもそれまでの間,エホバは私たちが不公正なことを経験するとしても上手に対処できるよう助けてくれています。(ペテ二 3:13)例えば,ひどい扱いを受けた時にどうすれば良くない反応を避けられるかを教えてくれています。また,イエスの完璧な手本を聖書に残してくれています。さらに,不当な扱いを受けた時に役立つアドバイスも与えてくれました。塔研24.11 2-3ページ3-4節
2月14日,土曜日
食べ物を与えなさい。(マタ 14:16)
イエスは群衆に食べ物を与えるように言いました。でもそれは不可能に思えました。そこには約5000人の男性に加え,女性や子供もいました。1万5000人分ほどの食事を用意する必要があったかもしれません。(マタ 14:21)アンデレは「ここに大麦のパン5つと小さな魚2匹を持っている少年がいます。でも,これほど大勢では何になるでしょうか」と言いました。(ヨハ 6:9)大麦のパンは貧しい人を含めみんなが普段食べていたものでした。小さな魚は塩干しされていたものと思われます。でも少年が持っていたのは,到底みんなに行き渡る量ではありませんでした。イエスはそこにいた人たちをもてなしたいと思い,青草の上にグループになって座るよう指示しました。(マル 6:39,40。ヨハ 6:11-13)それから,パンと魚を与えてくれたことに感謝して天の父に祈りを捧げました。そうするのはふさわしいことでした。実際に食べ物を与えてくださっているのはエホバだからです。私たちもイエスの手本に倣い,食事の前に感謝の祈りを捧げましょう。イエスは祈った後,人々に食べ物を配りました。みんながおなかいっぱいになるまで食べることができました。塔研24.12 2-3ページ3-4節
2月15日,日曜日
エホバ神を賛美しなさい。(代一 29:20)
イエスは,奇跡を行う力がエホバから来ていることを明らかにすることによってエホバをたたえました。(マル 5:18-20)また,みんながエホバの素晴らしさを知ることができるように,エホバについて話したり人に接したりしました。例えばこんなことがありました。イエスが会堂で教えていた時のことです。そこには18年間邪悪な天使に取りつかれた女性がいました。その女性は邪悪な天使のせいで腰が折れ曲がり,真っすぐに立つことができませんでした。どれほどつらい毎日を送っていたことでしょう。イエスはかわいそうに思い,ぜひ助けたいと思いました。そして,優しく「あなたはもう病弱ではありません」と言います。イエスが両手を置くと,その女性はすぐに真っすぐに立ち,「神をたたえ始め」ます。女性は体の健康だけでなく自尊心も取り戻すことができました。(ルカ 13:10-13)女性がエホバをたたえたいという気持ちになったのもよく分かります。塔研25.01 2-3ページ3-4節
2月16日,月曜日
私たちの罪をお許しください。(ルカ 11:4)
アダムとエバが失ったものを全部取り戻すことはできるのでしょうか。自分たちの力ではできません。(詩 49:7-9)誰かに助けてもらわなければ,将来の命の希望も復活の希望も持つことはできません。動物と同じように,死んだらそれで終わりということになります。(伝 3:19。ペテ二 2:12)愛情深いお父さんエホバは,アダムから受け継いだ罪という負債の支払いを可能にしてくださいました。イエスはこう説明しています。「神は,自分の独り子を与えるほどに人類を愛したのです。そのようにして,独り子に信仰を抱く人が皆,滅ぼされないで永遠の命を受けられるようにしました」。(ヨハ 3:16)さらに,エホバがこのようにしてくださったおかげで,エホバとの良い関係を持つことができるようにもなりました。「負債」ともいえる罪を許してもらうことが可能になりました。塔研25.02 2-3ページ3-6節
2月17日,火曜日
サウロは……立ち上がってバプテスマを受け[た]。(使徒 9:18)
バプテスマを受けるためにサウロはどのように問題を乗り越えましたか。天にいるイエスから話し掛けられた後,サウロは目が見えなくなってしまいました。(使徒 9:3-9)3日間何も食べず,自分の身に起きたことについてじっくり考えたはずです。その結果,イエスが約束のメシアであることを確信しました。クリスチャンが神の望むことを行っていることも分かりました。サウロから学べることがあります。サウロは,プライドに邪魔されたり人目を気にしたりして,バプテスマをためらってもおかしくありませんでした。でもためらいませんでした。迫害されることを承知の上で,クリスチャンになることを選びました。(使徒 9:15,16; 20:22,23)バプテスマの後,さまざまな逆境に直面しましたが,いつもエホバに頼って乗り越えました。(コリ二 4:7-10)バプテスマを受けてエホバの証人になると,あなたも大変なことや試練にぶつかるかもしれません。でも大丈夫です。どんなときでもエホバとイエスが必ず支えてくれます。(フィリ 4:13)塔研25.03 4ページ8-9節
2月18日,水曜日
私は,どこに向かっているか分からないような走り方をしてはいません。(コリ一 9:26)
聖書を読むのはとても良いことです。とはいえ,聖書の力を最大限生かすためにはさらにするべきことがあります。例えで考えてみましょう。植物が成長する上で水は欠かせません。でも,短時間で集中的に雨が降ると,地面が水を吸収し切れなくなることがあります。そうなると,それ以上雨が降っても意味がありません。雨が土に染み込んで植物が水を吸い上げるには時間がかかります。聖書を読むこともそれと似ています。急いで読んでしまうと,読んだ内容を十分に理解することも,学んだことを活用することもできないでしょう。(ヤコ 1:24)自分が急いで聖書を読んでいることに気付いたなら,どうすべきですか。ペースを落としましょう。よく考えながら読んだり,読んだ後にゆっくり考えたりすることができます。聖書を学ぶ時間を少し増やして,思い巡らす時間を取ることもできます。塔研24.09 4ページ7-9節
2月19日,木曜日
皆さんを教え導いている人たちに従[っ]てください。(ヘブ 13:17)
長老たちは,組織から指示を受け取った時に,それを注意深く読んでその通りに行うよう最善を尽くす必要があります。集会のプログラムをどのように扱うかや,会衆で捧げる祈りについての指示を受け取っています。さらに,キリストの羊である兄弟姉妹をどのように助けられるかも教えられています。長老たちが組織の指示に従う時,兄弟姉妹はエホバの愛を感じ,安心できます。長老から何かの指示を受けた時,それに進んで従うのは大切なことです。そうするなら,長老たちは務めを果たしやすくなります。聖書も,教え導いている人たちに従い,進んで応じるようにと教えています。(ヘブ 13:7,17)とはいえ,そうするのは難しいと感じることもあるかもしれません。長老たちも完璧ではないからです。長老たちの欠点ばかりに注目するなら,エホバの組織に対してネガティブな見方をし,疑いを持つようになってしまうかもしれません。そうなるなら反対者たちの思うつぼです。塔研24.04 10ページ11-12節
2月20日,金曜日
人の子は……人々を分けます。(マタ 25:32)
大患難の間に死んだ人は誰も復活しないのでしょうか。聖書には,エホバにあからさまに反抗しハルマゲドンで滅ぼされる人たちは復活しない,とはっきり書かれています。(テサ二 1:6-10)では大患難の間に,病気や老齢のために,または事故や事件に巻き込まれて亡くなる人はどうなるのでしょうか。(伝 9:11。ゼカ 14:13)中には,新しい世界で「正しくない人」として復活する人がいるのでしょうか。(使徒 24:15)私たちには分かりません。でも将来起きることについて知っていることもあります。例えば,キリストの兄弟たちにどう接したかを基準にして,キリストが人々を羊かヤギに分けるということを知っています。(マタ 25:40)そしてキリストや天に行くよう選ばれた人たちに協力してきた人は,羊として分けられます。(啓 12:17)塔研24.05 10-11ページ9-11節
2月21日,土曜日
エホバは生きている。私の岩が賛美されますように。私の救いの神がたたえられますように。(詩 18:46)
聖書は今の時代を「困難で危機的な時」と表現しています。(テモ二 3:1)それで誰もが問題を抱えていますが,エホバの証人はそうした問題に加えて反対や迫害を経験することがあります。そのような大変な状況の中でも,私たちはエホバに仕え続けることができています。エホバが「生きている神」であることを,経験を通して知っているからです。(エレ 10:10。テモ二 1:12)エホバは現実の存在です。私たちが試練に遭う時に支え,いつでも助けようとしてくれています。(代二 16:9。詩 23:4)エホバが生きている神であることを考えると,どんな試練が来ても忍耐する助けになります。塔研24.06 20ページ1-2節
2月22日,日曜日
正しい人たちの道は夜明けの光のようだ。真昼になるまで明るさを増していく。(格 4:18)
私たちはエホバの組織を信頼し続けなければなりません。特定の聖書の理解やさまざまな活動に調整が必要となったとき,統治体は進んで調整を加えます。そうするのは,何よりもエホバに喜ばれることをしたいと思っているからです。そして,エホバに仕える人たちが大切にしている「型」ともいえる神の言葉に基づいて決定できるように最善を尽くしています。パウロは「健全な言葉の型に絶えず従[う]」ようにと言いました。(テモ二 1:13)「健全な言葉の型」とは,聖書に収められているクリスチャンの教えを指しています。(ヨハ 17:17)それは私たちの信仰の土台となっています。エホバの組織は,この型にしっかり付いて離れないようにと教えています。そうする限り私たちは守られます。塔研24.07 11ページ12-13節
2月23日,月曜日
エホバは……,一人も滅ぼされることなく,全ての人が悔い改めることを望んでいるので,皆さんのことを辛抱しているのです。(ペテ二 3:9)
ペテロは自分の経験から,悔い改めと許しについてほかの人にも教えることができました。ペンテコステの少し後,ペテロはユダヤ人がメシアを死に追いやったことを群衆に対して話しました。でも次のように温かく勧めました。「罪を消し去っていただくために,悔い改めて生き方を変えなさい。そうすれば,爽やかにする時期がエホバから来[ます]」。(使徒 3:14,15,17,19)ペテロは悔い改めが生き方を変えることにつながると言いました。これは,間違った考え方や行動をやめ,神に喜ばれる新しい生き方をするということです。また,ペテロはエホバが罪を完全に許し,罪を消し去ってくださる方であるとも言いました。悔い改めるなら,たとえ重大な罪であったとしてもエホバは許してくださいます。エホバの優しさに本当に心が温まります。塔研24.08 12ページ14節
2月24日,火曜日
お金を愛するような生き方を[しない]。(ヘブ 13:5)
今の体制の終わりがすぐそこまで来ていることに強い信仰を持っているなら,お金や物を愛する考え方を避けたいと思うでしょう。大患難の時,お金には何の価値もありません。聖書には次のように予告されています。「人々は自分たちの銀を通りに投げ捨て[る]。その銀も金も,エホバの激怒の日に彼らを救うことはできない」。(エゼ 7:19)お金を稼ぐことを重視するのではなく,バランスを取りつつもシンプルな生活ができるような決定をしましょう。これには,不必要な負債を抱えたり,いろいろな物の管理にたくさんの時間を取られたりしないようにすることが含まれます。持っている物に執着しないようにも気を付けましょう。(マタ 6:19,24)今の体制の終わりが近づくにつれ,エホバに頼るか物に頼るか試されることになります。塔研24.09 11ページ13-14節
2月25日,水曜日
立っていると思う人は,倒れることがないように気を付けてください。(コリ一 10:12)
私たちが持っている弱さの中には,完全に克服できるものもあるかもしれません。一方で,闘い続けなければいけないものもあるでしょう。ペテロの場合もそうでした。ペテロは人を恐れてしまい,イエスを3度否定しました。(マタ 26:69-75)サンヘドリンの前で大胆に語った時には恐れを克服したかに思えました。(使徒 5:27-29)でも,後に「割礼を受けた人たちを恐れ」て,異国人のクリスチャンと一緒に食事をするのをやめてしまったことがありました。(ガラ 2:11,12)人を恐れる気持ちにまた負けてしまいました。もしかすると,人への恐れを完全に克服することはできなかったのかもしれません。私たちも同じようなことを経験するかもしれません。でも「ずっと見張って……いなさい」というイエスの言葉通りにするなら,根深い弱さに負けて間違ったことをしないでいることができます。(マタ 26:41)自分は大丈夫と思うような時でも引き続き誘惑につながりかねない状況を避けることは大切です。これまで自分の良くない習慣と闘うために役立ってきたことを行い続けましょう。(ペテ二 3:14)塔研24.07 18-19ページ17-19節
2月26日,木曜日
その方は……人々という贈り物を与えました。(エフェ 4:8)
惜しみなく与える点でイエスより優れた人はいません。イエスは地球に来た時,人を助けるために喜んで奇跡を行いました。(ルカ 9:12-17)そして何よりも,私たちのために自分の命を贈り物として与えてくれました。(ヨハ 15:13)イエスは復活してからもずっと私たちのことを助けてくれています。私たちを教え,慰めるために聖なる力を与えてくださるよう,イエスは約束通りエホバにお願いしてくれました。(ヨハ 14:16,17,脚注; 16:13)また,集会によって,世界中で人々を教えて弟子を育てるために必要な教えを与えてくれています。(マタ 28:18-20)パウロによると,イエスは天に行った後,「人々という贈り物」を与えてくれました。(エフェ 4:7,8)パウロが説明しているように,それは会衆をいろいろな面でサポートするためです。(エフェ 1:22,23; 4:11-13)もちろん,こうした兄弟たちも完璧ではないので間違いをします。(ヤコ 3:2)でも,主イエス・キリストはそうした兄弟たちを使って私たちを助けてくれています。それで,その人たちはイエスからの贈り物といえます。塔研24.10 18ページ1-2節
2月27日,金曜日
識別力があなたを保護する。(格 2:11)
ダビデはソロモンに,エホバに従っている限り成功できると言いました。残念なことに,ソロモンは年を取ってからほかの神々に頼るようになり,エホバからの好意を失ってしまいました。エホバからの知恵が得られなくなり,正しく公正に統治することもできなくなりました。(王一 11:9,10; 12:4)どんなことを学べますか。従うことは成功につながるということです。(詩 1:1-3)もちろんエホバは,ソロモンと同じような富や栄光を私たちに与えると約束しているわけではありません。でも,エホバに従うなら,エホバは良い決定を下せるように知恵を与えてくださいます。(格 2:6,7。ヤコ 1:5)エホバのアドバイスは,仕事やお金,教育,気晴らしに何をするかといったことを選択するのに役立ちます。友達や家族との関係もさらに良くなります。そして,エホバとの絆や永遠に生きる希望を守ることができます。(格 2:10,11)塔研24.11 10-11ページ11-12節
2月28日,土曜日
全てのことを確かめてください。立派なことを行い続けてください。(テサ一 5:21)
お子さんと聖書や神への信仰について楽しく話す機会はいろいろあります。博物館に行くのは良い方法です。聖書が正確であるという確信を強めるのに役立つ歴史上の出来事や展示物に,お子さんの注意を向けましょう。お子さんはモアブ碑石について聞いたことがあるでしょうか。それは神の名前が書かれた3000年前の石碑で,レプリカをニューヨーク州ウォーウィックのエホバの証人の世界本部にある「聖書と神の名」という展示で見ることができます。モアブ碑石は,モアブのメシャ王がイスラエルに反逆したことを記録しています。それは聖書に書かれていることと一致しています。(王二 3:4,5)聖書が正確でそこに本当のことが書かれているという証拠を自分の目で見ると,子供の信仰は強くなるでしょう。塔研24.12 14ページ4節,15ページ6節