2026年6月29日-7月5日
131番の歌「神が結び合わせたもの」
夫婦がずっと親友でいるには
「兄弟以上の絆で結ばれる友もいる」。格言 18:24
ポイント
幸せな結婚生活を送るには,夫婦が親友になること,そしてエホバを心から愛することが大切です。
1. いい友達はエホバからのプレゼントです。どうしてそういえますか。
いい友達はエホバからのプレゼントです。(ヤコ 1:17)エホバを心から愛していて,仲間思いです。いつも変わらずに支えてくれます。うれしい時は一緒に喜んでくれますし,悲しい時はそばにいて元気づけてくれます。アドバイスが必要な時は,言いにくいこともはっきり伝えてくれます。そういう頼りになる友達は,私たちの「心を喜ばせ」てくれます。(格 27:9)
2. 夫婦が友情を育んでいくことが大切なのはどうしてですか。(マタイ 19:6)
2 夫と妻が最高の友達になることは大切です。夫婦が友情を大切にして育んでいくなら,世界で一番の親友になれます。(マタイ 19:6を読む。)でも,お互いの存在を当たり前だと感じてしまうと,2人の心が離れていき,寂しくなったりいらいらしたりしてしまいます。では,どうすれば夫婦は友情を強くしていけるでしょうか。この記事ではそのことを取り上げます。でもまず,独身のクリスチャンがどうすれば親友になれそうな結婚相手を見つけられるかを考えましょう。
一生の友達の選び方
3-4. どうすればいい結婚相手を見つけられますか。(格言 18:22)
3 重要なことを決める前には慎重に考えないといけません。プラス面やマイナス面,どんな結果になるかを考えます。後々の人生に大きな影響を与えるからです。
4 結婚相手を選ぶのは,まさにそういう大きな決断です。一生の友達を選ぶことになるからです。誰にアドバイスを求めたらいいでしょうか。結婚という制度を作ったエホバです。エホバは良い結婚相手を見つけてほしいと思っていて,そのためにどうすればいいか誰よりもよく分かっています。(格言 18:22を読む。イザ 48:17,18)それで,エホバが聖書を通して与えてくれるアドバイスが参考になります。
5. エホバの証人の中から結婚相手を見つけるのが大切なのはどうしてですか。
5 バプテスマを受けた私たちにとって,エホバとの友情はとても大切です。(詩 25:14)それで,結婚したいと思っているなら,同じようにエホバとの友情を大切にしている人を選ぶようにしましょう。(コリ一 7:39)そんなふうにしてエホバの願いに沿って選んだ結婚相手は,確かにエホバからのプレゼントです。(格 19:14)でも,クリスチャンではない人と結婚してしまうと,「不釣り合いな関係」から来るいろんな問題に悩むことになります。(コリ二 6:14)クリスチャンではない人と付き合いたくなったら,どんな結果になるかを考えてください。エホバの証人の中にはいい相手がいないとか,相手がいずれ聖書を学んでくれるかもしれないなどと考えないようにしましょう。
6-7. 付き合っている相手について,どんなことを考えるといいですか。
6 とはいえ,バプテスマを受けたエホバの証人なら誰でもいいというわけではありません。相手がどんな人か冷静に考えてみましょう。「この人は家族にどんな接し方をしているだろう。人への思いやりや敬意があるだろうか。どんな人と仲良くしているだろうか。誰かと意見が合わない時はどうしているだろうか。自分の思い通りにしようとするだろうか。それとも聖書の教えに関係していないなら進んで折れるだろうか。金銭感覚はどうだろうか」。
7 次のようなことも考えてみましょう。「この人はエホバを心から愛しているだろうか。『新しい人格』を身に着けようと努力しているだろうか。(コロ 3:9,10)ベストを尽くしてエホバに仕えていくのを助けてくれる人だろうか。同じ目標に向かって進んでいける人だろうか。ただの友達ではなく,親友になれそうだろうか。この兄弟はいい友達というだけでなく,家族をしっかり引っ張っていってくれるだろうか。(コリ一 11:3)この姉妹は完璧ではない自分にも敬意を込めて付いてきてくれるだろうか」。付き合っている時,こういうことを考えながら相手をよく知るようにしましょう。
8-9. 付き合っている時,どうすればいい判断ができますか。(写真も参照。)
8 付き合っている時,本当のその人を知るようにすれば,一生の友達になれるかどうかを判断しやすくなります。その人の評判や人柄について,周りの人に尋ねてみてください。例えば,謙虚で親切でバランスが取れている人だと思われているでしょうか。フランス領ギアナに住むサラ姉妹はダニエル兄弟と結婚しました。こう言っています。「ダニエルと開拓奉仕をしながらルームシェアをしていた兄弟に,ダニエルってどんな人と聞いてみました。ダニエルの会衆の長老や姉妹たち,共通の友人たちにも尋ねてみました」。付き合っている相手に「言いにくいかもしれないけど,過去のことも含めて今のうちに私に伝えておいた方がいいことがあれば教えてほしい」と言ってみましょう。そういうことを知らないで結婚すると,後々大きな問題を抱えることになるかもしれません。
9 相手についてどうしても気になることがあったり,信頼できる友人が意見を言ってくれたりしたら,このまま付き合い続けていいかどうか,立ち止まって考えてみましょう。どうしたらいいかが見えてくるはずです。a ではここからは,すでに結婚している人たちに何ができるかを考えます。
付き合っている時,本当のその人を知るようにする。(8-9節を参照)
一緒に過ごして友情を深める
10. 夫婦が一緒に時間を過ごすことが大切なのはどうしてですか。
10 夫婦が友情を強くするには,忙しくても2人で時間を過ごすことが大切です。その日あったことを話したり,思っていることや感じていることをゆっくり語り合ったりできます。一緒に遊んだりもできます。そうやって時間を過ごせば,心が通じ合い,愛していることが伝わります。
11. どんなことが原因で夫婦の絆が弱くなることがありますか。
11 仲がいい夫婦はできるだけ一緒にいたいと思うものです。もちろんいつも一緒にいられるとは限りませんが,長い間離れ離れになると2人の絆が弱くなってしまいます。例えば,家族を残して外国に出稼ぎに行くと,どうなるでしょうか。経済的なメリットはあるかもしれませんが,そんなふうに夫婦が長い間別々に暮らすと,2人の関係が危うくなってしまいます。
12-13. (ア)兄弟姉妹はどんなふうに夫婦で時間を過ごしていますか。(写真も参照。)(イ)夫婦はお互いをどれぐらい大切な存在と見るべきですか。(「夫婦にとってお互いはどれぐらい大切な存在か」の囲みを参照。)
12 兄弟姉妹はどんなふうにして夫婦で時間を過ごしているでしょうか。グアムのリア姉妹はこう言っています。「いろんなことを夫婦で一緒にするようにしています。別々に出掛けたり,遊びに行ったりすることはめったにありません」。アメリカのロクサン姉妹はこう言います。「お互い忙しいので,夫婦で過ごす時間はどうしても後回しになりがちです。それで,2人で過ごす時間をちゃんと予定に組み込むようにしています」。(アモス 3:3と比較。)フランスのダミアン兄弟はこう感じています。「相手の趣味とか好きなことを自分も好きになるのは大事だと思います」。(マタ 7:12)アメリカのケイティー姉妹はこうしているそうです。「2人でいるときは,スマホを手元に置かないで,お互いの話をちゃんと聞くようにしています」。
13 夫婦にとって何よりも大事なのは,一緒にエホバを崇拝することです。フランスのミリアム姉妹はこう言っています。「私たちは朝,それぞれ聖書を読んで,いいと思ったところや,やってみたいと思ったことを話し合っています。大好きな時間です。一緒に祈ることも大事にしています。夫がどれほどエホバを愛しているかが伝わってきて,夫をもっと尊敬できるようになります」。先ほどのケイティー姉妹はこう言っています。「一緒に伝道すると,夫のいろんな魅力に気付けます。エホバについて一生懸命語っている姿を見るとうれしくなります」。(格 27:17)
一緒に過ごして友情を深めましょう。(12-13節を参照)
問題に2人で取り組む
14-15. 結婚生活で問題にぶつかった時,諦めずに2人で取り組むことが大切なのはどうしてですか。例えを使って説明してください。
14 完璧ではない2人が結婚するので,いろいろと大変なことはあるものです。聖書にも「結婚するなら,苦難を身に招」く,とあります。(コリ一 7:28)スタディー版の注釈によると,「苦難」とは「夫婦によくある問題や試練」のことです。そういう問題にぶつかった時,諦めずに2人で取り組むことが大切です。どうしてでしょうか。
15 例えで考えてみましょう。有名な建物や芸術作品が壊れたり傷ついたりしたとします。そんな時,お金や時間がかかるとしても,きっと修復するのではないでしょうか。元通りにするには何年もかかるかもしれませんが,諦めたりはしないはずです。どうしてでしょうか。その建物や作品にはとても大きな価値があるからです。結婚した2人の絆はそれよりももっと大切なものです。どんなに仲のいい夫婦でも,関係がぎくしゃくしたり,すれ違ったりすることはあります。2人の絆にそうやってひびが入ってしまったとしても,建物や芸術作品と同じように修復することができます。時間と努力は要りますが,絆を取り戻そうとする2人の姿を見て,エホバは喜んでくれます。(マラ 2:16)そんなふうに努力すれば,お互いを愛し,尊敬していることを表せます。結婚という制度を作ったエホバを敬っていることにもなります。
16. 深刻な問題を抱えた夫婦は,コリント第一 13章4節から8節前半を読んで,どんなことを考えるといいですか。(写真と「友情を深めるのに役立つ資料」の囲みも参照。)
16 問題にぶつかると,もう一緒に暮らすのは無理だとか,終わりにした方が楽だと思うかもしれません。でも,そういう選択肢ではなく,どうすればまた相手と心を通わせられるかを考えるようにしましょう。(コリ一 7:10,11)友情を取り戻すにはどうしたらいいだろうか,と自分に問い掛けてみましょう。愛について書かれているコリント第一 13章4節から8節前半を読んで,夫婦の間でどんなふうに実践できるか考えてください。(読む。)関係修復のために自分に何ができるかを考えましょう。エホバに祈って助けてもらいましょう。長老や信頼できるクリスチャンにアドバイスをもらったり,動画や資料を調べたりもできます。聖書の中で結婚は3本の綱をより合わせた綱に例えられています。3本の中で一番強くて頼りになるのはエホバです。そのエホバに助けてもらえば,結婚の絆は簡単には「断ち切ることができない」強いものになります。(伝 4:12)
問題にぶつかった時は2人で一緒に取り組みましょう。(16節を参照)
17. 結婚を考えている人もすでに結婚している人も,どうすれば幸せになれますか。
17 エホバは独身の人にも結婚している人にも幸せでいてほしいと願っています。今結婚を考えているなら,一生の友達を慎重に選ぶようにしましょう。結婚しているなら,夫婦の友情を深めるように努力しましょう。問題にぶつかる時は,エホバに助けてもらいながら2人で取り組むようにしてください。そんなふうにしていれば,最愛の人と一緒に「人生を楽し」むことができます。(伝 9:9)
132番の歌 私たちは一つになる