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  • 反対にもかかわらず出席する
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目ざめよ! 1973
目73 11/22 13–16ページ

「神の勝利」国際大会での興味深い経験

人びとの注目を集めたこの大会は,1973年7月25日から29日にかけて大阪で開催され,万博会場お祭り広場跡は,1970年の万国博覧会以来最大のにぎわいを見せました。

アメリカ,英国,オーストラリア,カナダ,グアテマラ,ナイジェリア,西ドイツ,ニュージーランド,ハワイ,パプアの10か国から代表者たちが出席しました。アメリカからは,協会の取り決めた団体旅行で270人という大代表団がやって来ました。それらの訪問者たちは東京および沼津の日本支部の見学や京都,大阪地方の観光旅行を楽しみました。

沖繩からは,820人の代表者たちが予定より1日早く到着しました。台風がこないうちに日本に着くよう,船が1日早く沖繩を出発したからでした。その晩の宿泊所は予定外なので用意されていませんでしたし,急な申し込みなのでホテルや旅館にも宿を取ることができませんでした。そこで,近隣の会衆の証人たちが奔走し,全員が証人たちの家に泊まれるよう手はずをしました。それはクリスチャンの真のもてなしの精神の表われでした。

反対にもかかわらず出席する

沖繩から来た人びとの中に,4人の子どものいる,そして夫から激しく反対されているある姉妹がいました。この大会に来るために,その姉妹は一生懸命に働きました。夫が全く援助してくれないので,姉妹は大会に出席するのに必要な費用をためるために針仕事をしました。夫は,どうしても大会に行くなら双子の子どもを姉妹のもとから引き離す,と言っておどしました。しかし出発が近づいた時,彼女はある新しい姉妹の家に行って,夫から“身を隠し”ました。夫は,自分の知っている証人たちの家を回ってその姉妹を必死になって捜しましたが,見つけだすことができませんでした。そして,姉妹は無事に大会に出かけました。

台湾省に近い八重山諸島に住む,ふたりの子どもを持つある姉妹は,大会に行くために荷物を整えておいたところ反対している夫にその荷物を全部取りあげられてしまいました。それでも姉妹はがっかりしませんでした。彼女はともかく大会にやって来ました。

海外からの訪問者のために特別に準備された午前中のプログラムのひとつで,五島列島に住む岩下美佐子さんと彼女の1歳,2歳,7歳,9歳(そして,5人めの子どもを12月に出産の予定)の子どもたちを見て,訪問者たちは喜びました。彼女の経験は多くの聴衆の涙を誘いました。彼女は29歳です。真理を学んだ時,彼女は,神主をしている夫の反対と戦わなければなりませんでした。その反対は激烈で,口がきけなくなるほど竹刀で彼女を打ちたたきました。夫はバス代もくれませんでしたので,子どもたちを連れて険しい山の中にある神社の自宅から,奉仕や集会に山道を歩いて行かなければなりませんでした。時には,朝8時に奉仕に出かけてから午後2時まで,つまり講演を聞くために会館に着くまで歩きずめということもありました。兄弟たちは事情を知ると,彼女のために喜んでバス代を寄付しました。神主の夫は次に,酔って家に帰り,彼女を一晩じゅう起こしておこうとしました。彼女を奉仕に行けないほど疲れさせてやろうと,考えたのです。しかし,エホバはこの問題を克服する力を彼女にお与えになりました。

夫の次の計略は仏教に改宗して,それまで彼女が交わっていた長崎市の会衆,つまり彼女にとって一番近いエホバの証人の会衆から6時間もかかる孤島の寺に移ることでした。それは4月のことでした。こうして夫は,5月に開かれた長崎巡回大会に彼女が出席できないようにしました。しかし彼女は,大阪の国際大会に出席する決意を固めました。長崎の兄弟たちは彼女と子どもたちのために飛行機の切符を買い,出発の時に受け取れるよう,空港に“隠して”おきました。しかし,彼女が出発する日には,夫が一日じゅう家にいました。ところが,飛行機の出発の時間が近づいたころ,近所の人が夫と飲むためにビールを持ってやって来ました。彼女はその人を招じ入れてゆっくりしてゆくように言い,自分は,子どもと散歩に行ってきますといって出かけました。その“散歩”は1,500㌔以上も離れた大阪で終わりました。兄弟たちは必要な交通費や彼女と子どものための衣服,また宿舎などを用意しました。大会の会場から彼女は夫に電報をうち,自分の取った行動を説明した手紙の置いてある場所を知らせました。毎晩,夫は大会のホテルにいる彼女に電話をかけ,怒ってはいないから安心して帰ってきなさいと言いました。ちょうどそのころ,一組の特別開拓者の夫婦が彼女の住んでいる五島列島で奉仕するよう任命されていたので彼女はそのことをたいへん喜びました。

鉄鋼館で行なわれた,特別に準備された朝の集会で,海外から来た約400人の訪問者たちは,数多くの楽しい,そして興味深い経験のほかに,宣教者たちが日本の王国の業の全歴史を語るのを聞くことができました。日本人の文化や背景また証言の方法などについても話がなされ,また邦楽の演奏や日本舞踊もありました。長崎の舞踊家である長方節子は美しい着物を着,さまざまの扇を手にして琴と尺八にあわせて日本舞踊を舞い訪問者たちを楽しませました。インタビューのさいに,先回の巡回大会でバプテスマを受けた長方姉妹は,舞踊家をやめるつもりでいることを話しました。なぜでしょうか。姉妹は今,正規開拓奉仕者となって全時間を王国の業のために捧げるつもりでいるのです。

大会を準備するさいの経験

万博会場は京都と大阪の間の丘陵地にあるため,毎日大会会場まで往復する交通機関を計画することは大きな仕事でした。毎日140台の貸切バスが京都の旅館から合計8,000人の兄弟姉妹を会場に運びました。10台のバスが最寄りの国鉄の駅と大会会場の間を連続往復しました。それらのバスの中には座席が180もある超大型パスも2台含まれていました。バス会社はこれほど多くの余分のバスを準備することにちゅうちょしていましたが,大会の2日前に会場に来て,広場に2万5,000人分の座席が作られているのを見た時,その輸送計画を強化しました。

大阪の郊外にある守口会衆の開拓者杉村篁子姉妹は次のような経験を述べました。

「大会委員会からきた手紙が会衆で読まれた時,私はいすを捜すために何かをしなければならないと感じました。そこで,私は守口市のすべての学校の校長に手紙を書きました。しかし全部断わられました。学校当局者は宗教とかかわりを持つことを望みませんでした。大会委員会からもう一通の援助を求める手紙が来ました。私は,監督のひとりが大会社の助けを得ることについて話していたことを思い出し,ある考えが浮かびました。私は日本で最も大きい電気製品の製造会社の社長に直接手紙を書きました。するとその会社の社会部から電話がかかってきて,私は責任者と会うことになりました。その人は非常に友好的で,すぐに,わたしたちがそんなにも多くのいすを必要としているのはなぜかとか,クリスチャンがなぜ戦争に荷担するのかといった質問をしました。私は,真のクリスチャンは戦争に荷担しないことを説明し,よい証言をすることができました。そして,大会の監督とその人が会う取り決めをしました。結局,この電気製品の会社は親切にも貸いす5,000脚を大会の期間中寄付してくれました」。

巡回監督の妻たちは簡易食堂で使う585枚のエプロンと400個の調理帽を縫うために非常に忙しく働きました。その仕事の行なわれた王国会館の下のアパートにすむ5歳の少女は,ミシンのそばに何時間も座って,必要に応じて糸を切る仕事をしました。正規開拓者である母親は王国会館の中で自発奉仕をしていました。そして,娘には会館の中には入らないで,縫い物が行なわれている廊下にいなさいと言いつけていました。非常に暑くてのどの渇くある日,ひとりの姉妹がその少女に,会館の中に入って水を飲みなさいと勧めました。しかし少女は,いいえ,おかあさんから入ってはいけないと言われています,と答えました。幼くても,彼女は従順の大切さをよく認識していました。

大阪北部清掃局は大会のために10㌧の大型トラック2台と4㌧のトラック1台を提供してくれました。エキスポランド(万博会場)の清掃部門の人は,これほど多くの自発奉仕者が喜びながら,一致して大会会場を清掃しているのを見て驚きました。彼らは,「あなたがた,ものみの塔の人」以外に,集まりの前に会場の設備を清掃した組織はない,と言いました。そして,大会の後に,その「ものみの塔の人たち」がすべての物をもう一度徹底的に掃除した時,彼らは再び驚かされました。

食事部門の監督は次の例に示されるような大会出席者全員の快い協力に感謝を表わしました。大会初日の水曜日には2万3,985人が出席し,2万2,055食という予想外に大量の昼食を出さなければなりませんでした。その結果,広場の下の水槽はからになってしまいました。困難な状況のもとで兄弟たちは一生懸命働きましたが,夕食は30分遅くなりました。そのため,大会出席者の多くは翌日,午後のプログラム終了後すぐに家に帰ることにしました。それで翌日も2万2,000食が準備されていましたが,食堂に来たのは1万2,000人にすぎませんでした。給食部門は危機に直面しました。しかし翌日,スピーカーで簡単な発表がなされただけでした。ところがこんどは1万2,000食が準備されていたところに,1万7,500人が食堂に来たのです。すべての人によい夕食を出せるように,余備の食事も準備されていたので,全部の人によい夕食を供することができました。保健所の係官は炊事場を見て回り,その清潔なことに驚いていました。食事が原因で病気になったという報告は1件もありませんでした。

毎日,平均150人の子どもが落し物係のところに連れてこられました。この部門で働いた姉妹たちの大半は幼稚園などに勤めた経験があって子どもの世話になれていましたから,親が連れに来るまで子どもたちを静かにさせたり,眠らせたりすることができました。

出席した人びとすべては豊かに祝福された!

ふたりの実の姉妹が店を開くために,1,500㌔ほど離れた四国からはるばる東京に出て来ました。ふたりはある駅のそばに下宿しました。そして7月1日にその日に行なわれるその地域のエホバの証人の巡回大会の公開講演を宣伝するポスターを駅で見ました。そこで,ふたりはその講演会に出席することにしました。ふたりは話の内容に驚くと同時に深い興味を覚え,大会の最後まで留まりました。彼女たちは,東京で店を開くことをやめるようその大会会場で決意し,その決意をただちに四国の父親に知らせ,自分たちはクリスチャンになりたいと思っていると告げました。ふたりとの聖書研究が始まり,彼女たちは週3回の集会にすぐに出席しはじめました。そして7月25日から29日の「神の勝利」国際大会に出席しました。7月は彼女たちにとってなんと多くのことが起きた月だったのでしょう。

大田原の群れのある特別開拓者は1つの聖書研究しか持っていませんでした。その研究生は華道の有名な先生でした。しかし,その婦人はよく都合をつけて,大会の5日間全日出席しました。

横浜のある美容院の経営者は最近真理に関心を持つようになりました。その人は大会に出席するため数日間店を閉めました。理由は2万5,000人の笑顔を一度に見たかったからです。

実際には彼は,日曜日に行なわれた大会の公開講演のさいに3万1,263人の出席者を見ることになりました。そして,出席している大群衆のすべては笑みを浮かべて幸福そうでした。というのは,彼らの前途には,全人類が幸福なひとつの家族としてともに生活する,神の新秩序に入るすばらしい見込みがあるからです。「神の勝利」国際大会それ自体,男も女も,年老いた人も若い人も,真の愛のきずなで結ばれてほんとうに一致できることを示す強力な証拠でした。その5日間は,新秩序のもとで生活しているかのようでした。今日,その新秩序をしっかりと捕える人びとはますます多くなっています。ここに掲げたのは,過去7年間に日本で開かれたエホバの証人の夏の大会の出席者数とバプテスマを受けた人の数の合計を示す表です。わたしたちはこの増加を喜んでおり,さらに多くの新しい人びとが引き続き聖書の真理を受けいれ,幸福な永遠の生命への道を歩みはじめることを望んでいます。あなたもそのひとりになりたいと思われますか。では,当誌の発行者に手紙を書き,あなたのお宅で行なわれる無償の聖書研究を申し込んでください。

『雲のごとくにとび鳩のそのすみかにとびかへるが如くしてきたる者はたれぞ その小きものは千となりその弱きものは強国となるべし われエホバその時いたらば速かにこの事をなさん』― イザヤ 60:8,22。

[16ページの図表]

(正式に組んだものについては出版物を参照)

出席者数および受浸者数によって示される,日本のエホバの証人の夏の大会の支持率の増加

年 大会 講演出席者数 受浸者数

1967 5都市 5,562 258

1968 4都市 7,560 357

1969 1都市 12,614 798

1970 4都市 12,725 645

1971 1都市 16,508 879

1972 4都市 21,921 931

1973 1都市 31,263 1,566

[14ページの写真]

舞踊家としての仕事を離れ,クリスチャンとして開拓宣教奉仕を始める人をほめる副会長

[15ページの写真]

万博会場お祭り広場の下で16万8,317食の食事が作られた

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