セントヘレナ島での証言活動
◆ セントヘレナ島では,昨年も,すばらしい証言のわざがなされました。しかし,一般に見られる,のんびりした態度は今なお最大の障害で,兄弟たちは,時おり,それに影響されて進歩をはばまれることがあります。この島の人々は,それまで,戦争や犯罪,また政治的暴動などの影響を現実にこうむったことはありませんでした。ところが,昨年,ある会社の乗っ取り事件が政治的あつれきを生み,島民たちの感情は激化しました。その先頭に立ったのはだれですか。「クリスチャン兵士よ,前進せよ!」とうたいながら,牧師たちがその先導にあたりました。過激なポスターがいたるところにはられ,数か月にもわたって,島民を混乱させました。これとは全く対照的なこととして,つぎに島のあちらこちらにはられたポスターは,「神の道は愛」と題する,エホバの証人の巡回大会で行なわれる公開講演を宣伝するものでした。このポスターを見たひとりの人はエホバの証人に近づいて,「これこそ,わたしたちの必要としているものです」と言いました。島民にひどく冷遇されていた人も公開講演会に出席し,引用される聖句すべてを調べながら興味深げに聞きました。セブンスデイ・アドベンチスト派の責任者すら,この講演に出席しました。
― エホバの証人の1970年度年鑑から