眠らなかった教区民
◆ アメリカの一人のエホバの証者は,南ダコタ州のインデアン保留地で伝道した時の経験を次のように語りました。「私は,カトリック教会の一信徒にあいました。保留地では村ごとに教会堂がありますが,牧師がいません。牧師はいくつかの村を順にたずねて話をしています。牧師の来ない日には,この信徒がかわって壇に立ち,牧師から送られる印刷された説教文を読み上げます。私はこの信徒に『ものみの塔』と『目ざめよ!』誌を配布し,またたずねて雑誌に対する意見を聞きたいと言いました。
「2週間して再びこの村に行って見ると,彼は大喜びで私を迎え,こう言いました。『先週の日曜日,牧師は村に来ませんでした。いつも郵便で来るはずの説教も届きませんでした。それで私は,カトリック教会で「ものみの塔」を朗読しました。普通なら聴衆はたいてい眠ってしまいますが,私が「ものみの塔」を読んだときは,だれも眠りませんでした』。そののち私たちは村を伝道しましたが,全部で90冊の雑誌を配布し,予約もいくつか得ました。教会で聞いて以来,『ものみの塔』に対する関心をたかめていた人がたくさんありました」。