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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1963
塔63 5/15 307ページ

忍耐には報いがある

◇ アメリカ,西バージニア州のポイントプリサントで昨年開かれた大会において,オハイオ州から出席した一人のエホバの証者は,次のような経験を話しました。「10年から12年ほど前,私はある村で働いていましたが,小さな村でもあり,そこに住んでいる人ほとんど全部と知り合いになっていましたし,村中の人も私の事を良く知っていました。私がある一軒の家で戸口を叩いたところ,中から婦人が出て来て言いました。『どうぞおはいり下さい。私はセブンスデイアドベンチストです。エホバの証者が私の家の中にはいった事はまだ一度もありません。実際,もしあなたが見知らぬ人だったら,今日も中にはいっていたゞかなかったでしょう。私は聖書を学んで,真理は一つしかない事,神が認められる宗教はたゞ一つである事を知りました。私たちの双方が共に正しいという事はないと思います。私が知りたいのは真理です。それがだれからもたらされようと問題ではありません。しらべてみて私の宗教が確かでないなら,価値はありません』。私もそれに同意して答えました。『そうです,私たちが共に正しいという事はあり得ません。あなたと同じように,私もいかなる試練にも耐え得る宗教を知りたいと思っています』」。

「このような話し合いのもとに『神を真とすべし』の本を使って研究が始まりました。そして,安息日に関する章に来るまでは私たちの研究は良く続きました。しかし,その後,6年から8年の間研究は中断し,また何度か再開されました。そして安息日を扱う章は色々な証者と全部で10回以上も勉強した事になるでしょう。こゝ5,6年の間,その婦人は御国会館に時々顔を見せました。だれをつれてくるかはきまっていませんでしたが,来るときにはいつでも,御主人か妹さんか,親戚か近所の人などを連れてきました。1960年に,婦人は私と一緒に御国の良いたよりを宜べ伝えるようになりました。そして,今では定期的な伝道者になっています。62年に,婦人は自分の妹と共に浸礼を受けました。今,私にとって大きな喜びとなるのは,この婦人が善意者にあって,安息日について聖書から説明するのを聞く事です」。

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