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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1962
塔62 10/1 596ページ

御霊の剣を巧みにふるう

エホバの証者が真理を語っていることを納得させるため,時には聖書だけを用いて研究を司会することも必要です。アメリカでのこと,あるカトリックの婦人は,これもカトリック信者である夫の信仰が弱まっているのを見て,その信仰を強めようと図りました。ところが夫は聖書から証拠をあげない限り,納得しようとしないので,12年間も宗教教育を受けていながら少しも聖書を知らなかったこの婦人は,エホバの証者である,自分の伯父,伯母と聖書だけを勉強することにしました。このようにして,夫の信仰を強めることができると考えたのです。間もなく,彼女は自分のカトリックの信仰が間違っていることと,聖書がその間違いを証明していることを知りました。そこで教区の牧師をたずねて,聖書から答えてもらおうとしましたが,牧師は少しも答えることができませんでした。しかも教会の権威を軽んじたと言って,彼女を叱り,けなしました。とうとう牧師は怒りにかられて自分の聖書を紙くずかごに投げ込み,「私が神だ」と言いました。彼女は他の牧師のところに行って尋ねましたが,やはり牧師は聖書を知らず,信仰を証明できないことが分かりました。彼女はエホバの証者と勉強をつづけ,今では夫と共に献身した伝道者になっています。また二人の援助によって4人の兄弟姉妹と彼女の両親も,エホバの証者と勉強を始めたことを喜んでいます。この事から分かる通り,巧みに教える者の手にある,強力な御霊の剣は,真理にうえかわく人を束縛している誤りを切りはらうことができます。―1962年度エホバの証者の年鑑(英文)より。

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