『ヒリッピン群島にて』
バタンガスを訪問していたひとりの人は,宿舎で何の気なしに協会の出版物1冊を取りあげました。宿舎の主人は,ヱホバの証者からその本を入手しましたが,興味を感じなかつたのです。訪問客は,その本を読み通し,非常な興味を感じました。後日,マニラの地域大会のことを聞き,その大会に出席するためその人は一人で来ました。大会で強い感銘をうけました。後に,クエゾン,ルセナの巡回大会のことを聞きました。その大会にも出席し,今度は友人二人を連れて来ました。そして巡回の僕と会見し,援助を求めました。現在一人の開拓者は,その人と二人の友人が自分たちの町で証言するのを援助しています。できるならば,文書をすべての家に配布することは良いものです。家の人が興味を持たなくても,だれかがその文書を読むかもしれません。
ダバオ,ロレットの市長は,ヱホバの証者のことを聞きました。市長は,アブサン河を約200マイル旅行して,ブツアン市の地域大会に出席しました。支部の僕と話しながらこんな風に言いました。『ヱホバの証者について,ごく最近知りました。良い感銘をうけたので,いつたいその話は果して本当であろうか,自分の目で確めに来ました。その話は本当です。これは,真実のクリスチャン一致と平和の制度です。ロレットに代表者を派遣して,そこの人々に,あなた方の生活を教えて頂きたいと思います。私は人々を集めましよう。そして,話のときの翻訳を全部いたしましよう。』その場で取り極めはつくられました。伝道者はその遠い場所に出かけ,公開の集会で講演を行い,ロレットの人々を助けることになりました。(1955年度のヱホバの証者の年鑑から)