あらゆる機会に良いたよりを宣べ伝える
● 「私は以前の不動産業をタクシーの運転手に切り替えて,よりよい奉仕ができるよう調整できましたので,このように奉仕に励むことができました。しかし今でこそ一緒にバプテスマを受けた妻と共に毎月欠かさず一時開拓奉仕を楽しみ,更に共に正規開拓奉仕者としてエホバに用いていただきたいと日々祈れるより恵まれた立場に立つことができるようになりましたが,これまでには時として奉仕が続けられるだろうかと思ったこともあり,一度は開拓奉仕をやめようと思ったこともありました。なぜかと言うと,私は家族との生活を支えるため,一か月250時間以上働かなければならない事情のもとにあったからです。ですから,そうした中での聖書の個人研究と二人の子供との研究,そして外の人との研究,更に週二回の午前中の公の伝道があると,眠る時間がとても不足となりました。
「そうした奉仕を通し,この正月の活動で得たすばらしい経験は私自身に大きな励みとなっています。私の奉仕の方法について説明しますと,私の伝道報告の時間の半分以上は非公式の証言によるものです。それはほとんどタクシーの営業中車内でなされます。『どうぞ』と言ってドアを閉めて,互いに良い関係さえ保てれば,好きな話題を取り上げて話し合える状況ができあがります。これは王国伝道にはとても都合のよいものです。短い時は5分,長い時は1時間以上の証言となることもあります。このようにして初めのうちは月に小冊子20冊位,そして12月には小冊子を60冊も配布できました。
「そして更に,巡回監督の訪問の正月活動において巡回監督から訓練を受け,同じ立場に立って誠実に相手の問題を考えて伝道するということを学び大いに励まされました。午後から世俗の仕事のタクシーに乗り,おりからの神社への初もうで客を早朝1時過ぎまで乗せ,連続してほとんどの乗客に証言し,『見よ!』の小冊子25冊を手渡すことができました。しかもうれしいことに,そのようにして聞いてくれた人の中に,公開講演への出席を申し出た二人の青年と,『ものみの塔』を読んで良いと決めてから自分で協会に手紙を書きもっと深く調べたいと申し出た女性もあり,大いに励まされました。
「私はこの経験から多くの人々は,正月には一年中で一番,神ということに注目していることに気付きました。それで正月はとても伝道のしやすい時であることを学びました。エホバ神は私たちにはとても難しいと思えることでも思い煩わずに励むならたやすいことにしてくださることを知りました」。―エホバの証人の巡回大会で語られた経験。